巨人ドラフト1位ルーキー・岡本和真選手が2軍で初ホームラン

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 巨人のルーキー・岡本和真選手は現在、イースタンリーグで55試合に出場し、打率.262とまずまずの成績を残しているが、高校通算73本塁打のスラッガーにはまだ、ホームランが無かった。

待望の1発

 岡本選手はこの日のイースタンリーグ・東北楽天戦で、2回に安楽智大投手からストレートを振り抜くと、レフトスタンドに飛び込むホームランを放った。イースタンリーグ1号ホームランは2軍55試合目でようやくの1発だった。

 北海道日本ハムの中田翔選手は1年目は1年間ファームで過ごし、6月に左手首の骨折で1ヶ月休んだものの11本塁打を打っている。横浜DeNAの筒香嘉智選手は1年目で何と26本塁打を記録し、新人のイースタンリーグ記録を更新した。また打点も88を記録しイースタンリーグの2冠に輝いている。

 岡本選手は昨年、巨人のスカウトが松井秀喜選手クラスになれる選手として高く評価し、投手などの指名の可能性もあったがドラフト直前で将来の4番候補の指名を決めた。ドラフト会議では他球団も狙っていたものの1位指名では巨人が単独指名して獲得している。守備に課題がありファーストしか守れないが高校通算73本塁打の打撃は本物と評価されていた。

 岡本和真選手の良さはマイペースという所だろう。周りに気を使ってバッティングフォームやプレースタイルを変えてしまってもしょうがない。とにかくホームランバッターを目指し、周りを気にせずマイペースで行けばいい。焦らなくても再来年くらいに1軍に上がり、最終的に4番を打てる選手になればそれで良い。

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「5番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で同じドラフト1位の安楽から左越えソロを放り込んだ。「感触は完璧。打った球はストレート。これからもっと打てるように頑張ります」。高校通算73本塁打を誇る将来の4番候補が2軍戦55試合目、195打席目でようやく待望の一発。映像を見た原監督は「未完の大器がさらなる成長への一本になってくれると信じたいですね」と話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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