滝川二・根来祥汰選手の脅威の足、卒業後は社会人へ

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 明日から甲子園大会が始まる。4日目第3試合に登場する滝川二には、脅威の足を見せるかもしれない根来祥汰選手がいる。

8試合8盗塁、打率.500

 根来祥汰選手は50m5.9秒の足があり、兵庫大会では8試合で8盗塁を記録している。また打率も.500だが、「打撃の調子自体は良くなかったですけど、足に助けられました」と話すように、内野ゴロを足で内野安打にした打席も何本かあったという。

 一塁到達のタイムは左打者ならば4秒を切るくらいならばプロでも足が速い選手といえるが、根来選手はセーフティバントの時に最速で3.1秒、スイングしてからでも常に3.8秒以内で走りきるという。この足に視察した阪神の熊野スカウトは「常時一塁まで3.8秒以内で走る。そんな選手プロでもなかなかいない」と驚愕、東北楽天・三輪スカウトも「スピードは間違いなく高校生でトップ」と驚きを見せていた。

 そんな根来選手だが、卒業後は社会人入りが決まっているという。今大会で注目されるであろう脅威の足は、その後はまず社会人で磨かれ、将来はプロで披露される時が来るだろう。

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兵庫県大会では8試合で打率・500。8盗塁をマークした。「打撃の調子自体は良くなかったですけど、足に助けられました」と根来。平凡な内野ゴロを何本もヒットに変えた。ベンチが衝撃を受けたのは、投手前に転がった送りバントの打球を相手が普通に処理しても、快足を飛ばしてセーフにしてしまったシーンだという。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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