福岡大は1年生・笹渕塁嗣投手が開幕戦先発し勝利

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 九州六大学野球が開幕、福岡大は1年生の188cm右腕・笹渕塁嗣投手(筑陽学園出身)が登板すると、145キロの速球を武器に九州国際大を7回1失点に抑え開幕戦を勝利で飾った。

1年生が先発

 春に優勝を逃した福岡大は、1年生の188cm右腕・笹渕塁嗣投手が先発した。笹渕選手は筑陽学園時代に高校1年時は125キロしか出なかった球速が2年時には130キロ後半を記録するようになり、ドラフト候補にも名前が挙がっていた。

 福岡大でも成長をつづけ現在は146キロを記録するまで成長をみせると、この日リーグ戦初登板をリーグ戦開幕戦という大舞台で迎えた。投球としては7回で9安打を浴びるなどヒットは許したものの、ピンチで踏ん張り1失点に抑えた。

 

唐仁原投手は?

 福岡大では4年生で184cmの大型左腕・唐仁原志貴投手がいるが、8月22日の九産大とのオープン戦で先発し5回を投げて7奪三振も、7安打2四死球で5失点していた。リーグ戦開幕が雨で今日のスライドしたとはいえ、大学最後のリーグ戦の開幕を任されなかったのは悔しいだろう。

 大型左腕で回転の良い速球で空振りを奪える半面、球速は140km/h前半で変わりはないようで、良いときはものすごいピッチングを見せるが、良くないときはかなり失点をするという投球が続く。投球フォームが非常にバランスの良い状態で投げられるキレ球は、バランスが崩れると途端に投げられなくなることもある。球速で抑えることができないため、そうなったときに自分でバランスを取り戻すことができなければ、プロ入りしてもそのまま終わってしまう。

 すでに進路は決めているものとみられるが、どのような考えを持っているのか、注目の投手であることは変わりない。

福岡大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2015年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

笹渕7回1失点、開幕戦先発白星 西日本スポーツ紙面 2015/8/28

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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