千葉ロッテは平沢大河選手、阪神は高山俊選手を指名し獲得

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注目のドラフト1位指名、東北楽天から広島までの6球団は、事前に公表していた選手や新聞の調べ通りの指名が続いたが、最後まで指名が分からなかった千葉ロッテから波乱は始まった。

後だしチームが勝利

千葉ロッテは東北楽天が指名を公表していた仙台育英の平沢大河選手を指名する。そして続いて金本新監督の阪神が、東京ヤクルトが1位指名を公表していた高山俊選手を指名した。ともにスカウト会議や事前の評価の高さなどで野手ならはこの選手と考えられていたが、阪神は金本新監督が「課題があっても将来が楽しみな選手が欲しい」という事から高橋純平投手が予想されていたが、課題の少ないタイプの高山俊選手が指名された。

北海道日本ハムからは再び予想通りの指名が続き、巨人も桜井俊貴投手を指名するなど、波乱の少ない1位指名となった。

しかし抽選は予想外?ともいえる結果に。東北楽天はこれまで抽選で外れなしの立花球団社長が望む。地元だったり公表していた選手だったこともあり獲得したかったが、くじは残りくじの伊東監督へ、千葉ロッテが平沢選手を射止めた。

 

事務局のミスを金本監督が救う

そして高山俊選手の指名は波乱となった。真中監督が当たりくじと勘違いしてガッツポーズを見せ、一度は事務局が確認したあとインタビューを行った。しかし、5分後に事務局から訂正があり「阪神が交渉権を獲得した」という発表があり衝撃が走った。金本監督の「ビデオ判定でホームランになった」という機転の利いたコメントで救われたが、事務局の重大なミスだった。

いずれにしても、公表をせずに後出しのチームの交渉権獲得となった。東北楽天は同じく甲子園のスター・オコエ瑠偉選手を指名、東京ヤクルトは東都2部のエース・原樹理投手を獲得したが、1位で外したショックもなく、その後の指名で挽回していった。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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