吉田正尚選手が1軍へ、高山俊選手も再び驚きのバッティング

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オリックスのドラフト1位ルーキー・吉田正尚選手が2月6日から1軍キャンプに合流する。また阪神・高山俊選手はロングティーで推定140mの飛距離を見せ、周囲を驚かせた。

フルスイングに他球団も警戒

吉田正尚選手は高校通算52本塁打、大学で17本塁打を記録したスラッガーで、侍ジャパン大学代表でも4番を務めた。持ち前のフルスイングが特徴で1軍キャンプスタートが濃厚だったが、合同自主トレ中に左足ふくらはぎを痛めて2軍スタートとなっていた。

しかし2軍キャンプでは連日のように福良監督が視察、フリー打撃初日は130m弾を疲労すると、この日は2013年ドラフト1位で先発候補の一角・吉田一将投手からもさく越えを見せた。

1軍の投手からの早々のさく越えに、福良監督も高く評価をし次節2月6日から1軍に昇格させることを決めた。また吉田選手のスイングを見た西武の福島スコアラーは「あれだけ振れる新人は見たことがない」と話し、侍ジャパンの稲葉コーチも驚きを見せた。

プロでの長いシーズンであのフルスイングを続けるという事は、かなりの体への負担につながる可能性もある。今年はがむしゃらにフルスイングも続けて良いが、とにかくケガをしないでほしい。シーズンを最初から最後まで出場し続ければ20本塁打は超えてくると思う。

 

ティーで60スイング中48本のさく越え

吉田選手とともに大学生野手のドラフト1位選手として注目される阪神の高山俊選手も、右手骨折の影響を考慮して2軍キャンプスタートとなっているが、昨日はフリー打撃で59スイング中20本のさく越えを見せると、この日はティー打撃で60スイングし48本のさく越えを見せた。

特に驚かせたのは最後のスイングで、「ラスト」の声がかかると目いっぱいスイングし、打球は防護ネットの上部に突き刺さる推定140mの飛距離を見せた。

大学生の外野手として1位指名されたのは、やはりただモノではない。セリーグ、パリーグを代表する二人となって行きそうだ。

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「あれだけ振れる新人は見たことがない」

 西武・福島スコアラーがうなれば、野球解説者として訪れた稲葉篤紀氏(元日本ハム)は目を丸くし、福良監督から頼まれて直接アドバイス。

高山、60スイング48発、140m弾 デイリースポーツ1面 2016/2/5

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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