九産大・高良一輝投手が復活、5回3安打11奪三振投球を11球団スカウト視察

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福岡六大学リーグでは九産大の高良一輝投手が昨年秋以来となるマウンドに上り、5回11奪三振無失点の好投を見せた。この試合には11球団のスカウトが視察をしている。

145キロ記録

高良投手はこの日は初回にヒットと犠打で2アウト2塁となるが三振で抑えると、2回は3者連続三振、3回も1アウト2塁とするがここも2者連続三振で抑えると、4回も三者連続三振と圧巻のピッチングを見せた。結局、5回を投げて3安打11奪三振、球速も145キロを記録したが、高良投手の代名詞である伸びのあるストレートは健在だった。

高良投手は「まだ自分の投球じゃない」と話し、「序盤は制球が悪くて浮ついた感じだった」と話した。大久保監督も「2回からはまとまってきたが本来のコントロールにはまだ遠い」とまだ完全復活ではないことを強調した。

11球団スカウト視察

高良投手は状態が戻ればドラフト上位での指名は確実の投手で、その状態がドラフト戦線に影響を与える。この日も11球団のスカウトが視察し注目した。

視察した福岡ソフトバンクの福山スカウトは「まだ試運転の段階だと思う。序盤は緊張していたけど、力を出すところでは出していた。徐々に調子が上がるのでは」と評価した。

まずは公式戦で投げられたことが大きい。しかしプロ球団のスカウトとしては、ドラフト上位指名候補として球団に推すのに、不安な点は無くしてほしいと思っている。この秋のリーグ戦で、スカウトがプロでの活躍を確信させる投球を見せてもらいたい。

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高良復活、11K 西日本スポーツ紙面 2016/9/4

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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