日本生命・小林慶祐投手がプロ志望表明、阪神が5人態勢で視察

社会人野球ドラフトニュースプロ志望阪神ドラフトニュース2016年ドラフトニュース

社会人野球の日本選手権近畿地区最終予選が行われ、日本生命は9-5で大阪ガスに勝利し本選出場を決めた。148キロ右腕の小林慶祐投手は試合後にプロ志望を明らかにした。

プロ志望

小林投手はこの日は4点リードの7回から登板したが、2回を投げて5安打を許す苦しいピッチングとなった。それでも何とか粘り1失点に抑えて本選出場を決めた。小林投手は、「きょうは変化球がダメで、真っすぐしかなかった。押していった」と話し、自己最速タイとなる148キロを記録したストレートで、力でねじ伏せた。

そして試合後に、「プロに行きたい思いはあります」とプロ志望を表明した。小林投手は185cmから角度のある140キロ中盤の速球を投げ、東京情報大時代からプロが注目していた。今年都市対抗でも好投を見せたが、制球などにまだ課題も見え社会人ではエースとして完全に任される所まではいっていない。

それでも角度のある速球とフォークボールは魅力で、即戦力というよりはプロで成長して、やや少なくなった本格派のフォークボール投手となってほしい所でもある。

阪神が注目

その小林投手は、先日の試合では10球団24人のスカウトが集結し、巨人・山下スカウト部長が「体もいい。こういう投手は大化けする可能性がある」と評価をしていたが、この日は阪神が5人態勢で視察に訪れるなど、各球団とも注目合戦をしている。

ドラフト3位前後での指名となりそうだが、昨年の中日・佐藤優投手のように2位で行く球団もあるかもしれない。

2016年度-社会人投手のドラフト候補リスト

きょうは変化球がダメで、真っすぐしかなかった。押していった」と自己最速タイの148キロを計測。阪神が5人態勢で視察する中、ドラフトへ向け「プロに行きたい思いはあります」と語った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント