中日のドラフト1位ルーキー・柳裕也投手が初のフリー打撃に登板し、打者2人に54球の投球を行った。4本のサク越えを許したが、ストレート中心のピッチングに実力の片鱗を見せた。
ひとつ段階を踏んだ
この日は近藤選手に29球を投げ1本のサク越え、高橋修平選手には25球で3本のサク越えを許した。ボールは全体的に高めだったが、阪神・山脇スコアラーが「真っすぐに打者が差し込まれていた」と話せば、広島の田中スコアラーも「高めに浮いた後ストライクを取ったり、対応能力があった」と評価していた。
3本のサク越えを打った高橋選手も「低めの球が伸びる。変化球が入ってきたら打つのは結構難しい」と話した。柳投手は総合力の高さが持ち味の投手で、ストレートだけではプロの打者を抑えきるのはやや難しい。それでもキレはまだこんなものではなく、そこにカーブやカットが入ってくることで柳投手となる。
柳投手は「ひとつ段階を踏めて良かった。テンポよく強い球を投げることを気をつけました。ボール1個分高かったので、下げていきたいです」と話すと、森監督も「一つ一つ段階を上がってくれたら」と話した。
徐々に実力を見せてくれるだろう。楽しみ。
計4被弾はプロの洗礼か。近藤に29球で1本、高橋に25球で3本のサク越えを許し、安打性10本。それでも落ち着いてテンポよく投げた。阪神の山脇スコアラーが「高かったけど、真っすぐに打者が差し込まれていた」と話せば、広島の田中スコアラーも「高めに浮いた後ストライクを取ったり、対応能力があった」と高評価。
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