広島のドラフト1位ルーキー・加藤拓也投手がフリー打撃に登板し、WBCに出場する鈴木誠也、田中、菊池の3人と対戦した。鈴木選手からは外角ストレートで空振りを奪う威力を見せ、田中選手は「この時期にあの球は打てません」と言わしめた。
WBC代表3人に
WBCに出場するために早めに仕上げている打者3人に対して合計38球を投げたが、鈴木選手からは外角のストレートで空振りを奪うなど、ヒット性の当たりは0本だったという。対戦した田中選手は「ダイナミックなフォームで力強い。独特なフォームでタイミングも取りづらかった。この時期にあの球は打てません」と話しお手上げだった。
緒方監督も「バッターが差し込まれていたし、打ちにくそうにしていた。今の時期にしては十分。ブルペンでも、良いものをたくさん見せてくれている」と話し、他の投手にもこういうピッチングをしてほしいと話していた。
視察した中日の井本スコアラーは「指に掛かったときはいいボールがいっていた。巨人の沢村みたいなタイプ」と評価、速球で押すピッチングに警戒感を強めていた。
投げた球のうち半分の19球がボール球になり制球の課題は見せたものの、球の力は十分1軍でやっていける。実戦形式でしっかりストライクを取れるかという点がポイントとなる。
対した田中が「ダイナミックなフォームで力強い。独特なフォームでタイミングも取りづらかった。この時期にあの球は打てません」
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