阪神ドラフト1位・大山悠輔選手がホームラン

阪神ルーキーニュース

阪神のドラフト1位・大山悠輔選手が1軍初安打をホームランで飾り、チームの勝利にも貢献した。

ドラフト会議で騒然の1位指名

大山選手はこの日、3回2アウト2,3塁の場面で打席に入ると、カウント1-0からの真ん中の145キロ真っすぐを振りぬくと、打球はレフトスタンド前列に飛び込むプロ1号ホームランとなった。阪神はこの3点により3-1で勝利し、連敗を止めた。

大山選手は白鴎大で4年生の春に1シーズン8本塁打を記録、ショート、サードを守り、侍ジャパン大学代表でも4番を務めた。大学屈指の右の大砲候補だったがドラフト会議では阪神が田中正義投手や佐々木千隼投手などの指名予想がある中で金本監督が大山選手を指名し、ドラフト会場にはどよめきが起こった。

今年に入り、阪神に合流し1軍キャンプなどに抜擢されたものの、実戦で16打席無安打が続き、体力的な面でも課題があり、ファームでトレーニングメニューなどを中心に体づくりを行った。しかしそのメニューを大幅に変更する必要があるほど急成長をし、ファームでも打席数は少なかったものの、1軍から指名され昇格し、代打で出場をしていた。

思い切りの良さを見せたこの日の初ホームラン、その後は2三振に終わりまだまだクリアしなければいけないものはあるものの、少しずつステップアップをしている。まずはチームの連敗を8で止める大きな仕事をし、ファンにも印象に残る活躍となった。

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スタンドインを確認すると、大山の表情は少しだけ緩んだ。「ファンの皆さんの声援がホームランにしてくれました。(ダイヤモンド一周は)今までの人生で一番、幸せでした!」。猛虎の未来を担う大砲候補が、力強く一歩目を踏み出した。

オープン戦で打率3割3分3厘を残したが、線の細さを指摘され開幕前に2軍落ち。ウエスタン・リーグでも打率2割3分2厘と苦しんでいた。体重が約5キロ増え6月18日に“お試し”で1軍に昇格したが、この一戦まで7打席音なし。そんな男を、指揮官は5番に置いた。「正直みんな調子を落としていて、他に打つ打者がいなかった。思い切って、新人だから(無理だ)と考えずにいきました」

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