阪神がスカウト会議、約70人をリストアップし当日の指名シミュレーション実施

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阪神は10月13日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト指名最終候補約70人をリストアップした。またドラフト1位などの指名のシミュレーションを行った。

必ずしも投手ではない

阪神はドラフト1位で清宮幸太郎選手を指名するが、佐野統括スカウトは「競合することは確実でしょう」と話し、この日は抽選を外した時のシミュレーションを行った。

これまで調査している他球団の動向を元に、清宮選手への指名がどのくらいになるか、また清宮選手を1位指名しない選手が誰を指名するのか、そして抽選を外した時に誰が残っており、他球団も外れ1位で誰を指名してくるのか。最終的には12球団の1位指名12人が決まっていく。

その中で阪神は、清宮選手を外した場合は左腕投手の候補が挙げられているが、佐野統括スカウトは「必ずしも投手というわけではない」と話し、1位で狙っている高校生野手などがの残っていた場合には、その選手を指名することを示唆した。

佐野統括スカウトは「最終的にはドラフト前日。金本監督にも入ってもらって決めたい。もしかしたら当日になるかもしれない」と話す。清宮選手以外の選手は、最終的に金本監督の判断で指名する事になる。

またこの日はドラフト指名候補約70人をリストアップした。

阪神タイガースのドラフト会議

ドラフト会議へシミュレーション デイリースポーツ紙面 2017/10/14

佐野仙好統括スカウト(66)は「具体的にはドラフト前日の会議でしっかり話をしたい」と説明。球団が公表している早実高・清宮幸太郎内野手(18)の1位指名の方針について「それは競合になると思います」と不変であることを強調した。清宮を外した場合、大学NO・1左腕の明大・斉藤大将(ひろまさ)投手(4年)ら左腕の即戦力投手を指名する方針。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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