日大鶴ケ丘・勝又温史選手は登板せず、阪神、広島、西武、楽天、日本ハムが視察

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日大鶴ケ丘の152キロ右腕・勝又温史投手の視察に阪神、広島、西武、楽天、日本ハムの5球団が訪れたものの、この日は登板はしなかった。前の試合の熱中症による影響による。

出場を志願

前の試合で熱中症の症状を見せ、試合後に病院に行った日大鶴ケ丘の勝又温史投手、医師から2,3日は安静にするようにと言われていたが、「最後の大会だし出たかった。」と話し、打者として出場することを志願してライトで出場をした。萩生田博美監督も「最初はベンチスタートのつもりだった。本人に、どうだ?と聞いたら、行きたいというもので。」と出場をさせた。

この日は4打数2安打で、2本の2ベースヒットを打つなど打者としての高い能力も見せた。しかし、「チャンスに打てず悔しい。でも勝ってよかった」と話し、チームの勝利に喜んだ。

この日は阪神、広島、埼玉西武、東北楽天、北海道日本ハムの5球団のスカウトが視察し、阪神は畑山チーフスカウトが「バットコントロールがうまい。センスの良さを感じる。投球を見たかったけど、次回だね」と話した。

また広島の園田スカウト部長も「馬力のある投球を見に来た。打撃は巨人の高橋にフォームが似てる」と話すと、東北楽天の沖原佳典スカウトも「投手としてなら、西口のようなタイプ。今日は柔らかい打撃をしていた」と話し、センスを見せる打撃もそうだが、やはり投球を見たいと話した。

安静の期間も終わり、次戦からは再び登板となりそうだ。プロのスカウトも何度も足を運ぶ。

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萩生田博美監督(45)は「最初はベンチスタートのつもりだった。本人に『どうだ?』と聞いたら『行きたい』というもので。覇気がなく心配だったが、うちの打線の核でもあるし」と強攻策の背景を説明。勝又の帽子のつばの部分には、「大したこと無い」と太書きされていた。熱中症への思い発露か?

 一方、スタンドには阪神、広島、西武、楽天、日本ハムのスカウトが集結。4人を派遣した阪神は畑山チーフスカウトが「バットコントロールがうまい。センスの良さを感じる。投球を見たかったけど、次回だね」とちょっぴり残念そう。

 広島苑田スカウト統括部長も「馬力のある投球を見に来た。打撃? 巨人の高橋(由伸)にフォームが似てる」。楽天沖原佳典スカウトは「投手としてなら、西口(前西武)のようなタイプ。今日は柔らかい打撃をしていた」と評した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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