東京ヤクルトがスカウト会議、報徳の小園海斗選手が評価を上げる

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東京ヤクルトは12日、神戸市内でスカウト会議を開き、高校生の指名候補を約35人に絞り込んだ。報徳学園の小園海斗選手の評価が上がったという。

高校生野手BIG3

スカウト会議ではこれまでの上位候補として挙げていた大阪桐蔭の藤原恭大選手、根尾昂選手に加え、橿淵スカウトグループデスクは、「スピードは以前から評価していたけれど、パワーもついてきた印象」と話し、甲子園で3本の2ベースヒットを放った報徳学園の小園海斗選手の評価が挙がったという。

東京ヤクルトは山田哲選手や西浦選手の他、ベテランの坂口選手、青木選手が1番を務め、特に外野手は雄平選手も含めてベテランが守っている。2015年には高山俊選手を1位指名したが獲得できず、1番センターを守る外野手の獲得が悲願と言える。

また衣笠球団社長が高校生を複数人獲りたいと話しており、補強ポイント、そして甲子園で活躍した高校生というポイントからいくと、大阪桐蔭の藤原恭大選手の1位指名の可能性が最も高い。

ただし遊撃手についても、西浦選手、そして廣岡選手と期待の若手もいる。ただし、有力な遊撃手が入れば、故障の多い川端選手のサードにも回せるため、遊撃手もポイントの一つとなる。編成でその優先度が挙がれば、根尾選手、小園選手が有力となる。投手力も外国人頼りで課題ではあるが、今年はチームの将来を任せられそうなこの3人から1位指名をするのではないかと思う。

高校生の指名リストは約35人に絞り込まれ、今後は、大学、社会人の候補も絞り込む。

東京ヤクルトスワローズのドラフト会議
2018年度-高校生内野手のドラフト候補リスト
2018年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

ヤクルトは12日、神戸市内でスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議に向けた高校生の指名リストを約35人に絞り込んだ。上位候補の大阪桐蔭高・藤原恭大外野手、根尾昂内野手に加え、前日11日の甲子園大会で1試合の大会記録に並ぶ3本の二塁打を放った報徳学園高・小園海斗内野手の評価を上げた。
視察した橿淵スカウトグループデスクは「スピードは以前から評価していたけれど、パワーもついてきた印象」とした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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