東北楽天・石井一久氏がGMに就任、ドラフト方針は変わるか

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東北楽天はGMに石井一久氏が就任した。星野仙一氏を中心に進められていたチーム作りが、石井GMに委ねられることになる。

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フロント改革

これまで東北楽天は、選手補強の編成部門を統括するポジションは星野仙一副会長を中心に動いてきたが、今年1月に亡くなると、6月には梨田監督も辞任した。チーム編成が空白となっている状態で、平石監督代行が戦っている。

その空白を埋めるため、シーズン終盤でのGM就任となった石井氏は、まずは星野氏中心となっていたフロントを改革し、良い所は継続し、一人の責任者に頼る部分は変えていく必要がある。

そしてメジャーリーガーとしてプレーしていた経験から、外国人選手監督のためにパイプを生かすとともに、やはりチーム作りの柱となるのはドラフト会議で、10月に向けて今後のチームの方針を打ち出すとともに、スカウト会議に参加してドラフト会議で指名する選手についても決めていくことになる。

石井氏の方針は、現在のところまったく読めないが。東北楽天は2016年のドラフトで14人を指名し高校生は4人のみ、2017年も10人を指名して高校生は2人と、即戦力中心のドラフトだった。それが大きく変わることになるか、今年のドラフト会議が注目される。

東北楽天ゴールデンイーグルス、過去のドラフト指名一覧

楽天は編成の全権を任されていた星野仙一球団副会長(享年70)が今年1月に死去。立花陽三球団社長は「副会長というポストがいなくなり、後任を模索していた」と話しており、日米の経験と独自の野球観を持ち、人脈も豊富な石井氏に白羽の矢を立てた。
チームは今季、開幕から最下位に低迷。6月16日に梨田昌孝監督が辞任し、平石洋介監督代行が指揮している。来季に向けて戦力の見直しは必至で、監督の人選を含め、チーム再建のかじ取り役を石井氏に託すことになる。9月1日の本拠地でのソフトバンク戦から試合を視察し、GM業をスタートさせる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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