明治大・渡辺佳明選手が3安打、プロ入りに向けて

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東京六大学は明治大と法政大が3-3で引き分けた。既にプロ志望届を提出している明治大の渡辺佳明選手は3安打を記録し、プロ入りへアピールをした。

3安打

明治大の渡辺佳明選手は2番で出場すると、初回に左中間に2ベースヒットを打った。その後も4回にレフト前ヒット、そして8回にはライト前ヒットとヒットを打ち分けた。

渡辺選手はプロ志望届をすでに提出しており、「個人的には出せるところまで来たので、かかるか分からないが覚悟を持ってやっていく」と話し、「届を出して、覚悟を持ってやっている中、3安打できたのは良かった。」とアピールできたと手ごたえも感じていた。

渡辺選手は、横浜高校時代から注目をされているものの、守備についても打撃についてもとびぬけて素晴らしいという声はなかった選手。しかし、明治大に入っても1年生春から出場し、この日までリーグ通算77安打と高いレベルに合わせて成長をしている。伸びしろのある選手であることは間違いなく、打撃もしっかりとしていて柔らかさもある。

この日はショートで出場した。プロでもショートやセカンドでできれば、可能性は広がる。また守備も打撃もというタイプの即戦力内野手は今年は少なく、チャンスは十分ある。できればこの秋に首位打者やリーグ100安打など大きなことをやってプロ入りをしたい。

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プロ志望届を提出してから最初の試合で、明大・渡辺佳が3安打と気を吐いた。「春に続いて勝ち切れないことは反省しないといけない。個人的には(プロ志望届を)出せるところまで来たので、(指名に)かかるか分からないが覚悟を持ってやっていく」。試合は引き分けたが、善波監督は「彼らしく、チャンスメークをしてくれている」と評価した。

明大は9回に追いつかれて引き分けに終わったが、2番・渡辺佳が3安打をマーク。8日にプロ志望届を提出後、初の公式戦で猛アピールした。前日まで調子が上がらない中で必死に修正。初回は左中間二塁打、4回は左前打。8回には右前打と広角に打ち分けた。「届を出して、覚悟を持ってやっている中、3安打できたのは良かった。あとは接戦を勝ちきれるように」と力を込めた。

渡辺氏がスタンドで観戦する中、広角に打ち分け、バットコントロールの高さをアピール。リーグ通算100安打に23本とした。「(ラストシーズンで)覚悟を持ってやっています。初戦で3本打てたのは良かった」と話した。

すでにプロ志望届を提出済みで「気持ち的にはスッキリしています。プロでやりたい気持ちが強いので、覚悟を持ってやっていきたいです」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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