日体大・松本航投手、東妻勇輔投手がリレーして勝利、3球団スカウト視察

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首都大学リーグでは、日体大vs武蔵大の試合が行われ、松本航投手が6回2失点、東妻勇輔投手が2回無失点と好投し、勝利を挙げた。

雨が降る悪天候で

この日は雨が降る悪天候で、先発した松本航投手も球速は144キロどまりだった。初回に先頭打者にヒットを許したが、「今日はワインドアップは良くない」とマウンドの状況などを判断すると、2回からはセットポジションで投げ、球威よりも指のかかりや変化球のキレを重視し、5回まで無失点に抑えた。

6回に2つの四球とタイムリー2ベースヒットで2点を許し、2-2の同点に追いつかれたものの、その裏に味方打線が5点を奪った。そして7回からは、東妻勇輔投手が登板する。東妻投手は最速は149キロを記録し、またスプリットを多めに投げ、2回を無失点に抑えた。「今日は松本に勝ちをつけてあげたかった。そんな気持ちで投げました」と話した。

9回は3年生で151キロを投げ、来年のドラフト候補として注目される・北山比呂投手が締め、7-2で勝利した。東妻投手は「入学以来、一段ずつ階段を上上がっている」と話し、集大成となる大学最後のリーグ戦を必死に戦う。

この日はプロ3球団のスカウトが視察に訪れ、北海道日本ハムの岩舘スカウトは「即戦力になる。自分の状態を理解して丁寧に投げていける。」と、松本投手、東妻投手を評価した。

北山投手を含めて、今後、プロの舞台でライバルとして戦うかもしれないが、日体大で切磋琢磨した3人が、お互いに感謝を繋げたリレーで、優勝に望みを繋げた。

日本体育大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

今秋2勝目で、大学通算勝利を27とした松本は「今日はみんなが勝たせてくれた。次は自分の力で勝ちたい」と感謝。開幕から調子が上がらず苦しむ松本に、東妻は「今日は松本に勝ちをつけてあげたかった。そんな気持ちで投げました」と、気迫あふれるピッチングのわけを説明。ドラフト候補右腕コンビの友情が、チームを勝利に導いた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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