西武ドラフト1位ルーキー・松本航投手が開幕相手のソフトバンクのスコアラーに衝撃与える

埼玉西武ルーキーニュース

埼玉西武のドラフト1位ルーキー・松本航投手が初日に続き2日目もブルペン入りすると、森捕手を相手に31球、150キロクラスの球を投げ込んで他球団スコアラーに衝撃を与えた。

則本タイプ

最速155キロの速球を投げる松本航投手はこの日、森捕手に座った状態で31球を投げた。球を受けた森選手は「手が痛い。ボールの重さもあるし、スピン量もある。ガンよりも体感の方が速く感じる。体感では180キロくらい」と話し、球速ももちろんだが球質の良さに驚きの表情を見せた。

その衝撃は視察に来ていたソフトバンクのスコアラーにも伝わった。視察した竹口スコアラーは「ボールへの伝わり方がいい。軽く150キロは超えているんじゃないか。真っすぐの質がいい」と驚くをそのまま話すと、「楽天の則本昂に似ている。ローテーションに入ってくる」と警戒を見せた。

松本投手は身長は175cm前後だが投げる球は球速、球質ともに素晴らしく、その球は高めに行くのではなく、しっかりと低めに伸びてくる。また則本投手クラスのスプリットも持ち、他にも多彩な変化球を投げる。首都リーグで菅野智之投手に続く30勝300奪三振を記録、昨年のドラフトで唯一の単独指名、即戦力投手を望んだ西武が1位指名をした逸材だけの事はある。

おそらく西武の右腕では多和田投手と並び開幕投手を狙える投手だと思う。パリーグを制したものの日本シリーズには出られなかった西武は、3月29日の開幕戦で福岡ソフトバンクと対戦するが、故障さえなければカードの中で必ず先発してくると思う。

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衝撃度は視察したソフトバンク・竹口スコアラーの言葉が物語る。「ボールへの伝わり方がいい。軽く150キロは超えているんじゃないか。真っすぐの質がいい」。さらに「楽天のエース・則本昂に似ている。ローテーションに入ってくる」と最多奪三振のタイトルを5度獲得している右腕を引き合いに警戒心を強めた。リーグ2連覇、悲願の日本一へ最大のライバルであり、3月29日の開幕カード(ヤフオクドーム)で激突する相手球団に強烈な印象を植え付けた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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