DeNA、森下暢仁投手「1位候補」、伊勢大夢投手「馬力ある」

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明治大はこの日、沼津キャンプを開始し、森下暢仁投手、伊勢大夢投手などが汗を流した。横浜DeNAのスカウトが視察に訪れ、高い評価を示している。

プロ注目右腕

主将となった明治大・森下暢仁投手はこの日、ショートでノックを受けて野手陣を鼓舞すると、その後にブルペンに入り58球の投球を見せた。森下選手は154キロの速球を投げるが、フィールディングや打撃も良い選手と高校時代から定評がある。この主将の動きに、善波監督は「暢仁は主将になって本当に変わったね」と話し、ナインを引っ張る姿に目を細めた。

大学では背番号11がエース番号だが、昨年まで11を着けていた森下投手は主将となったため背番号10になる。そしてその空いた11を狙うのが伊勢大夢投手だ。伊勢投手はやや横気味から最速150キロの速球を投げ、変則フォームからの投球がプロからも評価されている。この日はブルペンで75球を投げたが「監督には今までよりいい感じだなと言われている」と話した。

伊勢投手は昨年春のこの時期に力のある球に注目され、春のリーグ戦は主に先発として7試合に登板し3勝1敗を記録した。しかし秋はわずか1試合、2イニングしか登板できなかった。九州学院時代から評価されているものの、もう一つ力を発揮できないままここまで来ており、善波監督も「85%の男」と話す。

それでも善波監督は、背番号11を伊勢投手に与えることを明言し、伊勢投手も意気込みを見せ、今シーズンに懸ける。この日は横浜DeNAの八馬スカウトが視察に訪れ、「森下は1位候補になってくる。伊勢も馬力がある」と話し、森下投手とともに伊勢投手にも注目していると話した。まずはこの春に先発2枚看板が力を見せられるか、注目したい。

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伊勢は「森下と二枚看板になれるよう結果を出したい」と気合十分。視察したDeNAの八馬幹典スカウトは「森下は1位候補になってくる。伊勢も馬力がある」と評価した。

明大は11日のキャンプ初日に最速150キロ右腕、伊勢がブルペンで75球を投げた。DeNA・八馬スカウトが視察する中、右横手とスリークオーターの中間から切れのあるボールを披露。

力はありながら、昨秋の登板はわずか1試合。「85%の男なんです」(善波監督)と、練習も投球も結果も何かが足りないもどかしさを周囲に与えていたという。変化球にも課題がある。「もう少しアピールしてくれればな」と監督も常日頃口にしていた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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