星稜・東海林航介選手が9戦連続安打、3塁打5本、2塁打3本

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センバツ優勝候補の星稜は、150キロ右腕の奥川恭伸投手だけではない。2年生で4番を打つ遊撃手の内山壮真選手、屈指の強肩を見せる山瀬慎之助捕手、そして1番を打つ180cmセンターの東海林航介選手など、センターラインにプロ注目選手がいる。

180cmで50m5.9秒

東海林航介選手は昨年夏の甲子園でも2年生で1番センターとして出場し、初戦の藤蔭戦では2打数1安打1打点、犠打など巧みな打撃が目を惹いた。続く2回戦では済美との試合で11-13の壮絶な試合となり、チームは13回タイブレークでサヨナラ満塁ホームランを浴びて敗れ、7打数2安打の東海林選手も悔しい思いをした。

それでもセンターで優雅な守備を見せ、巧みに左右に打ち分け、ランナーに出れば足を使って済美戦でも盗塁を決めるなど、180cmながら50m5.9秒の足があり、多くの高校野球ファンの目を惹くプレーを見せていた。

東海林選手はセンバツで再び甲子園に登場する。優勝候補の1番バッターとしての役割は非常に大きい。その中で東海林選手は、この日の中越との練習試合でも3回に3ベースヒットを打つと、4回には四球で出塁すると二盗、三盗を決めた。今年に入ってからここまで9試合の練習試合で30打数14安打を記録、そのうち5本が3ベースヒット、3本が2ベースヒットというすさまじい打撃と足を見せている。

冬に長打を目指してバットを強く振る事に取り組み、長打が続出するようになったほか、「ボールを長く見られることにつながっているし、いろんな面でプラスになっている」と話した。

「相手に脅威を与えるためにも初回から長打で出塁したい。自分が出れば得点のチャンスも増える」と話す東海林選手、星稜を相手にしたチームに、初回から負けを覚悟させるような当たりを見せるかもしれない。ドラフト候補としてもかなり注目される。

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ここまで9試合で30打数14安打、打率4割6分7厘。うち5本が三塁打、3本が二塁打と長打が8本を占め、得点につながる安打を量産中だ。「冬場は長打を目指してバットを強く振ることに取り組んできた。その成果が出ている」。スイングスピードが上がったことで「ボールを長く見られることにつながっているし、いろんな面でプラスになっている」と感じている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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