千葉ロッテのドラフト1位・藤原恭大選手が開幕1軍確定

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昨年のドラフト会議で3球団から1位指名を受け、千葉ロッテに入団した藤原恭大選手が、この日のオープン戦で1番センターで出場し、2安打1盗塁に好守備を見せて、開幕1軍を確実とした。

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藤原恭大選手は左投げ左打ちで、強肩・俊足の外野手として昨年のドラフト会議で1位指名を受け千葉ロッテに入団した。2000年5月6日生まれで、イチロー選手が日本で最後にプレーした年に大阪で生まれ、大阪桐蔭で春連覇、春夏連覇を果たしてイチロー選手も目標としながら成し得なかったドラフト1位でのプロ入り、そして契約金1億円を手にした。

その藤原選手は1軍キャンプスタートから始まり、オープン戦でも安定した出場が確定していない中でしっかりと結果を残しここまでくると、3月21日に行われた阪神とのオープン戦で1番センターで出場し、2安打1盗塁に守備では背走からジャンプしてキャッチを見せるスーパープレーを見せた。

千葉ロッテは角中選手、荻野選手、清田選手、岡選手、加藤選手などが外野のポジションを厳しく争うが、「最後のチャンスだと思った」と思ってこの試合に出場した藤原選手は、初回の先頭バッターで右中間を破る2ベースヒットを打つと、そこから角中選手の犠牲フライで先制のホームを踏んだ。また2回にも2アウトからセンター前ヒットを放ち、5回には四球で出塁するとすかさず二盗を決めた。

この活躍に井口監督は「足と守備は絶対的な戦力。」と話して開幕1軍を明言すると「今日みたいな打撃をすれば開幕スタメンもあり得る」と開幕スタメンの可能性も示唆した。高卒野手の開幕スタメンが実現すれば、ロッテでは1965年の山崎裕之選手以来となる。

この日、イチロー選手が引退をした。そして元号も変わるこの年から、藤原恭大選手の伝説がスタートする。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

オープン戦本拠地初勝利に導いた新人を、普段はリップサービスしない井口監督が手放しでたたえた。まず、新人の開幕1軍を明言した上で「足と守備は絶対的な戦力。きょうみたいな打撃をすれば開幕スタメンもあり得る」とまで言い切った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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