中央大、1年生・森下翔太選手が決勝ホームラン、3年・牧秀悟選手が2冠

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東都リーグでは中央大が国学院大に勝利しした。来年のドラフト注目遊撃手・牧秀悟選手が2本のタイムリー2ベースヒットを打ち、1年生で注目の森下翔太選手が7回にホームランを放った。

牧選手2冠

牧秀悟選手は松本第一高校出身の遊撃手で、中央大では1年生からショートのレギュラーを取っている。1年生の時にはサヨナラにつながるエラーをするなど悔しい思いをしていたが、守備の評価が非常に高く、また打撃でもどんどん向上しており、今年は3番を打っている。

この日は3回にレフトへのタイムリー2ベースヒットを打つと、5回にはライトに同じくタイムリー2ベースヒット、いずれも勝ち越されてすぐに追いつくタイムリーだった。この日は4打数3安打2打点、打率を.391としリーグ首位に立つとともに、12打点も得点王で2冠となった。

打撃では巨人の坂本勇人選手を参考に、下半身主導のフォームを意識して向上したという。ヒットを打てて試合を決められるショートとしての価値は非常に高く、個人的にはプロに入って坂本選手のようにショートで長年できる選手と思い、来年のドラフトの目玉クラスと評価している。

また、中央大は2-2の同点で迎えた7回に、昨年のドラフトで大いに注目され、今年は1年生ながら試合を決める活躍を見せている森下翔太選手が、決勝となるホームランを放った。これで大学2号。こちらも4年生までにリーグ通算20本のホームランは期待したい選手で、2022年ドラフトの目玉となりそうだ。

中央大は、国学院大に2連勝し、未消化試合となっている立正大戦で勝利、しかも東洋大が亜細亜大に2連敗という条件で優勝の可能性が残っていたものの、東洋大が亜細亜大に勝利したため今季の優勝の可能性は消えた。しかし、国学院大と立正大から勝ち点を奪えば勝ち点4でリーグ2位となる。昨年は2季連続で最下位だったものの、悔しい思いを重ねながら牧選手や五十幡亮汰選手などが育ってきて優勝への足がかりができ始めた。

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昨年春秋とも入れ替え戦を経験したチームを、バットで引っ張っている。「東都はいい打者が多いので数字は意識していません」。巨人・坂本勇ら下半身主体のフォームを意識していることが好調につながっている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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