阪神・佐藤輝明選手が2本塁打、「これ以上ない良いものを見られた」

2020年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース阪神ドラフトニュース

近畿大は大阪産業大と練習試合を行い、阪神がドラフト1位で指名した佐藤輝明選手が勝ち越しホームランとサヨナラホームランを放った。

スポンサーリンク

守備でも絶賛プレー

佐藤輝明選手はこの日の練習試合で、2-2で迎えた7回、133キロの低めの球を振りぬくと、打球は右中間のフェンスを軽く超えて茂みに飛び込む推定130mの特大弾を放った。試合は3-2で勝利したが、、タイブレーク練習のために引き分け想定で10回を行うと、1アウト2,3塁の場面でセンターオーバーのサヨナラ3ランホームランを放った。

この日は畑山統括スカウトなど阪神のスカウト陣が視察した。3回にもレフト前タイムリーヒットを打つと、次の打者の初球で盗塁を決めて足をアピールすると、3回の守備でも鋭い打球をうまく捕球し、1回転して送球してアウトにした。近大・田中監督は「あれはうまかった。足がよう動いていましたね」と絶賛したプレーだった。

畑山統括スカウトは、「これ以上ない良いものを見られた。打っても投げても走っても守っても一流になれるだけのポテンシャルを持っているのは間違いないので、大きく育ってほしい」と話した。

長打力がずば抜けており、足と守備も一級のものを持っている。プロで打撃での確実性も証明できれば、球界一の野手になる可能性がある。

視察に訪れた畑山統括スカウトも頬が緩む。「これ以上ない良いものを見られた。打っても投げても走っても守っても一流になれるだけのポテンシャルを持っているのは間違いないので、大きく育ってほしい」と抱く期待は大きい。横浜での試合後、一報を聞いた矢野監督も「ホームランも特長なんで。どんどん打ってくれると本人の自信にもなるし、ファンの人の期待は上がる」と目を細めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント