オリックス育成指名の宇田川優希投手、佐野如一選手が一転入団へ

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オリックスは、育成ドラフト3位で指名した宇田川優希投手、5位で指名した佐野如一選手(共に仙台大)に、牧田編成副部長、佐藤スカウトが指名あいさつを行った。

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2人は社会人や独立リーグなど受け皿なしのプロ一本だった

宇田川優希投手と佐野如一選手は、ドラフト前には支配下指名のみを受けることを12球団に申し入れしていたが、支配下ドラフトでは指名が無く、育成ドラフトに入ってオリックスがそれぞれ3位、5位で指名をした。

指名直後は入団拒否の姿勢を明らかにしたが、牧田編成副部長がドラフトの翌日に訪問し、指名理由を説明するなど熱意を示していた。この日の指名あいさつ後には、「2人は社会人や独立リーグなど受け皿なしのプロ一本だった。その気持ちを買いました。」と、育成での指名をしたことを明らかにした。

この日の指名あいさつで宇田川投手は「育成でもプロに行こうと思いました」と話し、佐野選手も「しっかりアピールして1日でも早く支配下になりたい」と、それぞれ入団の意思を明らかにした。牧田副部長は、「ホッとしました」と話した。

宇田川投手は最速152キロの速球と変化球もしっかりと投げられる投手、加藤選手も上背はないものの長打力を持つ。支配下ドラフトで指名されてもおかしくない選手で、オリックスは賭けに成功した形となった。二人も育成から支配下へと上がって活躍を見せ、この判断で良かったと言えるようになりたい。

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牧田副部長は「2人は社会人や独立リーグなど受け皿なしのプロ一本だった。その気持ちを買いました。ホッとしました」と安どの表情を浮かべていた。

 2人は事前に全球団に対して支配下のみ受ける意向を伝えており、10月26日のドラフト会議で育成指名された際は入団拒否の可能性を示唆していた。しかし、翌27日に同大を訪問した牧田副部長から熱意を伝えられ翻意。宇田川は「育成でもプロに行こうと思いました」、佐野も「しっかりアピールして支配下登録を目指したい」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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