阪神が、来年のドラフト会議で、150キロの速球を投げる高校生投手の上位指名を検討していることがわかった。
150キロ投手5人に注目
来年の高校生ドラフト候補は、最速151キロの高知高校・森木大智投手、最速152キロの市和歌山・小園健太投手など、150キロを超す速球を投げる投手が既に大勢いる。その中で高知高校の森木投手について、アマチュア関係者が「阪神さんはよく見られてますよ」と話すほど、頻繁に視察をしているようだ。
森木投手は中学時代に軟式で150キロを記録し、今年、硬式でも151キロを記録、打撃のパワーもある選手で、この世代のトップを走る選手。故障もなく順調に成長を見せており、来年のドラフト1位候補として注目される。
また、地元・関西の逸材として市和歌山の小園投手にも注目をしている。184cm85kgの体から最速152キロの速球と、空振りも奪えるカットボールを投げる。来春のセンバツ出場が濃厚で、甲子園での投球次第でドラフト1位指名競合確実の投手となりそうだ。
関西では大阪桐蔭の関戸康介投手が最速154キロを記録し、185cmの大型左腕・松浦慶斗投手も150キロを記録している。まだ小園投手ほどのドラフト上位確定という投球は見せていないが、ともに中学時代から注目された投手で、スケールは計り知れない。
他にも151キロの速球を投げる中京大中京の畔柳亨丞投手も、秋の東海大会でチェックをしている。阪神は今年のドラフト会議で高校生は、ドラフト8位の高寺望夢投手のみと、大学・社会人の選手を多く指名した。またドラフト1位は佐藤輝明選手で、バランスだけを考えれば、来年は高校生投手の1位指名が有力となる。
来年のドラフト候補では、明桜の風間球打投手も150キロを記録している他、阪神が補強ポイントとする左投手では、筑波大の左腕・佐藤隼輔投手も151キロ、創価大の鈴木勇斗投手も左から152キロを記録している。
来年、年明けすぐに阪神はスカウト会議を開き、担当割などとともに、大まかな補強ポイント、そして主なドラフト候補のピックアップを行う。上位候補として何人か名前が挙がる可能性もあり、注目される。


筆頭候補となるのは、高知の最速151キロ右腕・森木だ。高知中時代に、軟式球で150キロを投げて話題になった剛腕。高校でも順調に成長を続けている。
アマ球界関係者は「阪神さんはよく見られていますよ」と何度も視察していることを明かす。来春センバツ出場は厳しい状況だが、今後も熱視線を送ることは確実だ。
地元・関西の3投手にも注視している。市和歌山・小園は184センチ、85キロの恵まれた体から最速152キロの直球を投げ込む右腕。変化球、制球力だけでなく、将来性も期待されている逸材だ。
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