明日2月1日よりプロ野球の春季キャンプがスタートする。今年はルーキーは33人が1軍キャンプスタートとなるが、高校生ルーキーの1軍キャンプスタートは0人。2021年キャンプ、ルーキーの振り分け一覧
ルーキー最多は阪神の6人
昨年のルーキーの1軍キャンプスタートを見ると、30人が1軍スタートとなっている。高校生ルーキーでは千葉ロッテ1位だった佐々木朗希投手が1軍スタートとなり、高校生で唯一の1軍キャンプスタートだった。しかし新型コロナの影響もあってリーグ戦も開幕が大幅に遅れ、試合数が減る中で、リーグ戦では1軍では登板は無かった。
12球団で最も1軍キャンプスタートが多いのは阪神の6人。ドラフト1位の佐藤輝明選手、2位の伊藤将司投手をはじめ、6位の社会人野球屈指の内野手・中野拓夢選手や8位の四国ILを代表する投手だった石井大智投手も1軍スタートとなった。
その他では、4人が1軍スタートとなるのが東京ヤクルト、北海道日本ハム、広島、東北楽天、3人が横浜DeNA、千葉ロッテ。2人が埼玉西武、巨人。中日は6位の三好大倫選手のみ、オリックス、福岡ソフトバンクは0人だった。オリックスは大学・社会人卒の4位・中川颯投手(立教大)、最年長ルーキーの6位・阿部翔太投手(日本生命)も2軍キャンプからのスタートとなった。
ドラフト1位では高校生ルーキーのオリックス・山下舜平大投手、中日・高橋宏斗投手、福岡ソフトバンクの井上朋也選手とともに、埼玉西武の渡部健人選手も下からのスタートとなる。
ルーキーが先輩選手に刺激を与え、ポジション争いが激化し、厳しいキャンプになることを期待しての1軍スタートとなる。昨年は新型コロナの影響で開幕が6月となったが、21人が開幕1軍を手にした。来週には各球団の紅白戦も本格的に行われ始め、1軍生き残りの戦いが始まる。最後まで1軍に食らいつき、開幕スタートとなるルーキーがどのくらい残るのか注目したい。

昨年


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