ルーキーの対外試合初本塁打は、阪神のドラフト1位・佐藤輝明選手だった。
3安打3打点
昨年のドラフト会議で、4球団が指名競合をしたスラッガーは、やはりだてではない。
佐藤輝明選手はこの日、北海道日本ハムとの練習試合で初の対外試合に2番レフトで出場すると、初打席ではフルカウントから低めの変化球に対応して痛烈にライト前に飛ぶヒット、5回には右サイドハンドの鈴木投手のゆるい低めの変化球を捉えると、打球はライトスタンドのネットに突き刺さった。
第4打席もライトへのタイムリー2ベースヒットを打ち、この日は5打数3安打3打点、チームの勝利に大きく貢献する活躍だった。まだ相手も主戦級の投手ではなかったが、アピールの必要な投手達でもあり仕上がってはいた。その投手から結果を残したのは素晴らしかった。
チーム内の紅白戦では6打数1安打、ルーキーの実戦初本塁打は、横浜DeNAのドラフト2位・牧秀悟選手に譲ったが、対外試合初本塁打は佐藤選手が放った。これからオープン戦もスタートするが、次はルーキーのオープン戦初本塁打、そしてシーズンが開幕し、そこでも初本塁打を打ちたい。
「いろんないい投手とやってどうかですね。プロは結果なので」と話し、この日の結果には満足せず、次を見ていた。

2020年ドラフト会議、12球団指名選手
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