151キロ左腕・関学大の黒原拓未投手が3安打完封、6球団視察し4人態勢で視察の阪神と巨人が高評価

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関西学生リーグでは、関西学院大が近畿大に1−0で勝利、151キロ左腕のエース・黒原拓未投手が3安打完封勝利を挙げた。

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雨の中

雨が降り続く中で黒原拓未投手は、「足が滑らないようできるだけ力みを少なく、指先を意識しました」と話し、丁寧にストレートとスライダーを制球し、近大打線を打ち取っていく。0−0が続く試合だったが、最後までフォームや制球が狂うことなく、9回を3安打で完封、今季4勝目を挙げた。

この日はプロ6球団が視察をしたが、阪神は4人態勢で視察し、熊野スカウトは「コントロールがいい。変化球の精度が本当に良くなった。雨でも試合を作れている。上位候補に入ってくる」と評価すると、巨人の渡辺スカウトも「打者が左右関係なくインコースを攻められる」と話し、制球力の高さを評価した。

173cmと小柄だが、大学生左腕でこの春に最も活躍をしていると言える。球速もあり、制球力も高い黒原投手は、左の先発投手を獲得したい球団が、ドラフト2位前後で指名シてくるのではないかと思う。

これでチームの15季ぶりの優勝が見えてきたが、「もう一度気を引き締めて臨みたい」と話した。大学野球選手権で更にアピールとなるか注目したい。

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この日はプロ6球団が視察した。最多の4人態勢だった阪神は、熊野輝光スカウトが「変化球の精度が本当に良くなった。上位候補に入ってくる」と評価。甲子園でも雨の中で投げる状況は大いにありえる。悪天候でも力を発揮できる点も魅力の一つだ。

この日はプロ6球団が視察。阪神・熊野スカウトは「コントロールがいい。雨でも試合を作れている」と評価。黒原は「1イニングずつ集中して投げられた。もう一度気を引き締めて臨みたい」と8年ぶりのVを見据えた。

雨天の中で行われた大一番に「足が滑らないようできるだけ力みを少なく、指先を意識しました」と鋭く曲がるスライダーを中心に近大打線を零封。視察に訪れた6球団のスカウトを前にリーグトップの4勝目を挙げた。巨人・渡辺スカウトは「打者が左右関係なくインコースを攻められる」とコントロールの安定感を評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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