社会人野球日本選手権、セガサミーはNTT西日本に6-5で勝利した。注目の152キロ右腕・セガサミーの横山楓投手がリリーフで登板し、151キロを計測した。
5者連続三振
5-2とリードした5回、1アウト1塁の場面で先発のベテラン・陶久亮太投手をリリーフした横山楓投手はこの回1点を失ったものの、6回から5者連続三振を奪う快投を見せた。「点差が近くなって一気に流れを引っ張ってこようと三振を狙っていました」と話した。
あいにくの天候で全体にモヤがかかる場面もあり、その影響もあってか2安打で2失点したものの、3回2/3で2安打5奪三振2失点、9回に味方が勝ち越して勝利に貢献した。最速は151キロだった。
この日は12球団のスカウトが視察をしたが、
阪神・葛西スカウト:「真っすぐの強さ、フォークは評価できる」
巨人・榑松スカウト統括:「パワー投手。ストレートが力強い。魅力がありますね」
千葉ロッテ・三家スカウト:「馬力がある」
などと評価された。
横山投手は国学院大時代もドラフト候補に名前が挙がり、今年は社会人2年目で再び指名候補となる。大学時の149キロから152キロへと更に成長し、特にリリーフとして強い球を見せる。
即戦力のリリーフ、先発投手の候補が今年は多くなく、ドラフト会議での指名のチャンスは十分にある。

5回途中から登板。2点差に迫られた6回は速球で攻め、立て続けに三振を奪い、7回2死まで打者5人「K」を並べた。「点差が近くなって一気に流れを引っ張ってこようと三振を狙っていました。アピールポイントは空振りを取れる真っすぐ」。スカウトの計測で最速151キロだった。阪神葛西スカウトが「真っすぐの強さ、フォークは評価できる」と話せば、巨人榑松スカウト統括も「パワー投手。ストレートが力強い。魅力がありますね」と評価。剛腕が初戦突破に貢献した。
今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・横山楓が5―3の5回1死一塁から2番手で登板。モヤがかかる中で、大会記録まであと1に迫る5者連続三振を奪うなど、3回2/3を2安打2失点で5大会ぶりの勝利に貢献した。「打者の反応を見て、空振りが取れると思った。流れを持ってこようと、最初から三振を狙いにいった」と、巨人のスピードガンでMAX151キロを計測した。

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