埼玉西武はドラフト会議で指名した選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
埼玉西武2022年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 隅田知一郎 | 投 | 西日本工業大 | 177/76 | 左左 | 10000 | 1600 | 16 |
2 | 佐藤隼輔 | 投 | 筑波大 | 182/83 | 左左 | 7000 | 1250 | 19 |
3 | 古賀悠斗 | 捕 | 中央大 | 173/85 | 右右 | 5000 | 1200 | 22 |
4 | 羽田慎之介 | 投 | 八王子学園八王子 | 191/84 | 左左 | 4000 | 600 | 43 |
5 | 黒田将矢 | 投 | 八戸工大一 | 188/78 | 右右 | 2500 | 650 | 57 |
6 | 中山誠吾 | 内 | 白鴎大 | 190/100 | 右左 | 3000 | 700 | 50 |
育1 | 古市尊 | 捕 | 四国IL・徳島 | 176/70 | 右右 | 350 | 280 | 125 |
育2 | 滝澤夏央 | 内 | 関根学園 | 164/65 | 右左 | 350 | 280 | 126 |
育3 | 菅井信也 | 投 | 山本学園 | 182/75 | 左左 | 350 | 280 | 128 |
育4 | 川村啓真 | 外 | 国学院大 | 173/83 | 右左 | 350 | 400 | 129 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・隅田知一郎選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
伸びのある強いストレートと消える変化球を投げる左腕投手で、今年のドラフトでは4球団が1位指名し最注目選手となった。しっかり登板できれば、2桁も期待できる。一方で、まだ体の線が細いところがあり、自信を持って投げた球が当てられるという経験もまだ少ないかもしれず、内側に曲がる球と外側に曲がる球をさらに磨きたい。
1年目に7勝、2年目に12勝以上。
ドラフト2位・佐藤隼輔選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
常時140キロ中盤の速球は球質もよく伸びのある球、左打者のインコースに厳しく攻めるコントロールがある。ただし、勝ちきれないところがあった。変化球はタイミングを外す球だが、プロではさらに見極められる可能性もある。ただし、集大成として臨んだ4年秋は、ケガで登板は少なかったが、球威がかなり増している可能性があり、大学時とはまたちがったスタイルの投手になるかもしれない。
1年目は1軍で5勝。3年目に8勝以上
ドラフト3位・古賀悠斗選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
キャッチング、送球、リードに安定感があり、高校、大学でもチームの中心で捕手のトップクラスを走ってきた選手。打撃は高校通算52本で、大学でも4年春に3本塁打を放っているが、打撃は捕手のリーグ平均レベルに落ち着きそう。まずは捕手としての安定感でレギュラーを取りたい。
1年目はファームで80試合以上でマスクをかぶり、2年目に1軍で50試合程度のスタメン出場。
ドラフト4位・羽田慎之介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
191cmの左腕で149キロの速球を投げる、とにかくポテンシャルが非常に高く評価された投手。昨年秋からの故障により、今年は登板機会が少なかったが、ドクターストップも解除されているとのことで、キャンプインから投げる姿を見せたい。まともに投げていればドラフト上位候補の可能性もあった力を見たい。
1年目でファームで登板。2年目にファームで15試合程度先発し、3年目に1軍で中10日の登板で実績を積みたい。
ドラフト5位・黒田将矢選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
188cmの右腕投手で、現在最速149キロはすぐに突破してくると思う。それでも140キロ中盤の角度のあるストレートとフォークボールを使って、かなり実践的な投球ができそうで、個人的にはかなり期待をしている。
1年目はファームで40イニング登板、2年目に1軍で10試合登板。
ドラフト6位・中山誠吾選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
190cm100kgの大型内野手、大型だがショートとしてフットワークがよく、柔らかい動きができる。むしろ課題は打撃の方で、力を入れたスイングをするが軸が動く時は当たらない。インコースにツボに来た時に軸がブレずに良いスイングで打球が飛ぶので、インパクト時のスイングを心がけたい。
1年目にファームで打率.220、3年目はショートのレギュラーとして出場し、1軍で打率.240、10本塁打。
育成ドラフト1位・古市尊選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
昨年も高校生捕手として注目された。肩の強さが昨年よりも増し、二塁送球1.7秒台を出している。四国ILで35試合で16刺殺、阻止率.571は立派。打撃は課題として残るが、長所の肩をを伸ばしたい。体がまだ細くプロの体ではないので体作りも必要。
1年目はファームで20試合出場。3年目に支配下登録。
育成ドラフト2位・滝澤夏央選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
50m5.6秒の俊足に、投手としても130キロ後半を記録する強肩で、特にショートとして守備範囲は北信越NO,1と評価された。高い身体能力を生かした守備で、レギュラーを使いみたい。小柄だが体にパワーがある選手で、高校通算9本を超える長打力もある。
1年目にファーム10試合出場、3年目にファームでショートのレギュラーとなり支配下登録。
育成ドラフト3位・菅井信也選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
182cmの左腕投手で球速は143キロを記録、ゆったりとしたフォームから伸びるストレートがあり、3年夏は15回で30奪三振を記録している。有名ではなかったもののかなりの実績、能力のある左腕でかなり期待できる。75kgの体重をまずは80kgに持ってゆきたい。
1年目はファームで短いイニングで15試合に登板、2年目にファームで先発で15試合に登板して支配下登録、3年目に1軍で登板。
育成ドラフト4位・川村啓真選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
大学屈指の左の強打者で、育成4位というレベルではない。コンタクトもしっかりでき柔軟性がありながら、強いスイングで外野の頭を超える打球も飛ばす。高いレベルで打撃をしており、1年目から結果を出す可能性がある。
1年目はファームで打率.260、2年目に支配下登録され1軍で打率.250、3年目に1軍で10本塁打、打率.270

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