横浜DeNAは12月3日に、2022年に入団する新人選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
横浜DeNA2022年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 小園健太 | 投 | 市和歌山 | 185/90 | 右右 | 10000 | 1320 | 18 |
2 | 徳山壮磨 | 投 | 早稲田大 | 183/83 | 右右 | 7000 | 1200 | 15 |
3 | 粟飯原龍之介 | 内 | 東京学館 | 180/85 | 右左 | 5000 | 610 | 33 |
4 | 三浦銀二 | 投 | 法政大 | 175/80 | 右右 | 4500 | 870 | 30 |
5 | 深沢鳳介 | 投 | 専大松戸 | 177/74 | 右右 | 3000 | 480 | 43 |
6 | 梶原昂希 | 外 | 神奈川大 | 189/85 | 右左 | 2500 | 690 | 58 |
育1 | 村川凪 | 外 | 四国IL・徳島 | 174/63 | 右左 | 300 | 340 | 103 |
育2 | 東出直也 | 捕 | 小松大谷 | 173/72 | 右右 | 300 | 340 | 104 |
育3 | 大橋武尊 | 外 | BC・茨城 | 178/74 | 左左 | 300 | 340 | 105 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・小園健太選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
ストレートは152キロを記録し、小さな変化球、大きな変化球を投げる右腕投手で、高校生NO.1投手と評価され、ドラフト1位では2球団が指名した。投げる球自体は2年生の夏が140キロ後半の速球の伸びと、小さな変化球のキレが抜群で、カットボールはプロでも空振りを取れるくらいのたまだった。2年秋から3年時に甲子園に出場するための投球をしていたが、まずは2年時の投球ができるか、チャレンジ精神を持って戦ってゆきたい。
1年目はファームで20試合に登板、2年目にファームの先発のローテーションで周り、終盤に1軍出場し、3年目に右の先発として開幕ローテーション。
ドラフト2位・徳山壮磨選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
球速は最速150キロも、投球では145キロ前後で変化球を織り交ぜるスタイル。フォームのバランスが良く、腕をしっかりと振って投げられる。下も強くなってきたが、さらに安定させ、上に力を伝えて行きたい。
1年目は2軍で60回に登板し、2年目に1軍で5勝。
ドラフト3位・粟飯原龍之介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆
体も大きく、50m5.9秒の足やスローイングの強さに、激しさのようなものを感じる。森敬斗選手とともに攻める投球ができる。高校通算33本塁打の長打力も魅力で、牧、森、宮崎のポジションを3年くらいで脅かす存在になりそう。
1年目はファームで80試合に出場し、2年目にはファームで盗塁、本塁打のタイトル。3年目に1軍に出場。
ドラフト4位・三浦銀二選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
体は大きく無いが、投げ続ける体力がある投手。150キロのストレートと変化球にキレがあり、制球も悪くない。高校、大学の1,2年時にキレの良い球を投げて実績を残すが、3年、4年では新型コロナの感染拡大の影響もあったり、リリーフでの登板をしたり、落ち着いた感じで投げられていなかった印象。先発投手としてじっくり準備をすることができれば結果を残せる投手。
1年目の夏頃に1軍の先発ローテーションに加わり、QSを達成するような感じ。4勝くらいの星が付きそう。
ドラフト5位・深沢鳳介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
安定した制球の上にある、マウンドでの度胸と冷静さ、クレバー差が光る。体は大きくなく、まだプロの体ではないが、昨年から今年まで球速のどんどん速くなり、140キロ中盤まで到達、甲子園でも春・夏ともに素晴らしい投球を見せた。まずはプロの体作りで、その体で今の安定したフォームで投げられれば、先発でかなりの投手になるかもしれない。
1年目はファームで20イニングの登板、3年目にファームで60回位を投げ、1軍で1試合に先発。
ドラフト6位・梶原昂希選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
強い肩、50m5.8秒の足がある選手。打撃に関しては長打力も見せ、大学で高い打率を残しているものの課題がある。肩も強いが、センターを安定して任せられるような信頼はまだ無かった。その中で裏切らないのが足で、DeNAも足を評価しての指名担ったと思う。柳田選手というよりは足をベースにして打撃、守備を作り上げたい。自信を持って出場数が増えれば、結果としてホームランの数も増えてきそうだ。
1年目にファームで60試合に出場、3年目に1軍で10盗塁。
育成ドラフト1位・村川凪選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
50m5.6秒とも言われる俊足で、盗塁の仕掛けと成功の多い選手。コンパクトで鋭く振る打撃があるので、逆方向に打つだけでなく、引っ張って一二塁間の打球を増やしたい。
1年目にファームで20盗塁、2年目に支配下登録され、1軍の足のスペシャリストとして10盗塁。
育成ドラフト2位・東出直也選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
捕球とスローイングに丁寧さのある選手で、堅実に成長していくタイプ。打撃は課題だが、甲子園ではある程度のスイングの力が見られた。これを伸ばしてゆきたい。まずは堅実に着実に成長を期待。コミュニケーションもしっかり取る益子選手が良いお手本。
1年目はファームで20試合に出場、3年目にファームで60試合にマスクを被り支配下登録。
育成ドラフト3位・大橋武尊選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
アメリカで磨いてきた足のスペシャリスト。バットが軽く出て飛距離も意外とある事も期待される。しかしまずは足が特徴で、プロでも足のある選手と他球団に印象付ける活躍を期待。
1年目はファームで60試合に出場、2年目にファームで打率.260、20盗塁を記録し支配下登録。3年目に1軍で1番センター出場。

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