広島カープ育成ドラフト4位の坂田怜投手、スピードは追わずにナックルで勝負

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広島カープに育成ドラフト4位で指名された中部学院大の坂田怜投手は、プロ入り後も球速を追わずに、ナックルで勝負すると話した。

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2020年に心臓手術

坂田怜投手は188cm90kgの大きな体があるが、球速はそれほど速くなく、ナックルボーラーで勝負する。

広島カープはナックルボーラーを探しており、坂田投手に白羽の矢が立った。長身で腕の振りが良く、バランスの良さがある。最速は143キロだが、ナックルを投げる投手。

その坂田選手が、この日行なわれた岐阜ベースボールフォーラムに出席すると、プロで球速を磨くかという質問に、「ナックルボーラーとして獲得していただいたので」と話し、球速を伸ばすことを否定、ナックルボールを磨いてプロの世界で勝負する決意を語った。

その坂田選手は2020年に心臓の手術をしているが、「野球が好きなので野球を辞めるという考えはなかった。」と話す。そして、「早く1軍でナックルボールをお見せしたい」とプロでの意気込みを語った。

ゆるいフォームで本当にゆるいナックルだけを投げる投手もいるが、坂田投手はストレートを見せる中でナックルボールを織り交ぜるタイプ。しかし、ナックルボールを評価されてプロ入りする以上、ナックルボールの割合をかなり多くして、特徴を生かした投球に磨きをかけるかもしれない。

プロでどのような活躍を見せるか、注目したい。

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壇上で直球の球速を磨いていくかを聞かれると「ナックルボーラーとして獲得していただいたので…」とやんわりと否定。2020年春に受けた心臓手術を乗り越えてのプロ入りに「野球が好きなので野球を辞めるという考えはなかった。早く1軍でナックルボールをお見せしたい」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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