大阪経済大がオリックスの2軍とプロアマ交流戦を行い、ドラフト候補の151キロ右腕・才木海翔投手が先発し、4回無失点の好投を見せた。
5安打3奪三振
151キロ右腕の才木海翔投手はこの日、プロを相手に3回までは全てストレートを投げた。ランナーを出してからもストレートを続け、3回1アウト1、2塁の場面で吉田正尚選手と対戦した場面でもストレートで詰まらせて併殺にとった。吉田選手は「いいボール投げてました」と話した。
4回も無失点に抑え、4回5安打3奪三振、山本監督は「直球のコントロールが良かったから打ち損じてくれた」と評価した。
才木投手は、球速が140キロ前半から後半でも、とにかく伸びのある球を投げる。ストレートとわかっていても差し込まれるような球筋で、この日はプロの、そしてそのプロで一流の打者を相手にストレート勝負で無失点に抑えたのは、大きな自信になったと思う。
これからさらに成長しそうな雰囲気があり、今年のドラフト会議では上位指名候補に入ってくる可能性もある。
それにしても、昔はプロを相手にこのような投球をしたら、バッターから怒鳴りつけられ、味方からも「全力で勝負せい」と叱られていたと思うが、良い時代になったと思う。ただし、プロの打者の方はカチンと来ていると思うし、そうであって欲しいと思う。

3回まで走者を出しながら要所を締め、47球で5安打3奪三振。非凡さを示したのは3回1死一、二塁だ。吉田正尚外野手を速球で詰まらせ、二塁併殺に仕留めた。球界屈指の好打者を「いいボール、投げていました」と言わしめた。特筆すべきは3回までオール直球でプロを抑えた点だ。元オリックスの山本和作監督(35)は「直球のコントロールが良かったから打ち損じてくれた」と評した。
コメント