亜細亜大は、興南出身の1年生山城京平投手が先発し1回を投げると、その後、2年生の小牟田龍宝投手、1年生の本田峻也投手と斉藤汰直投手と繋ぎ、3年生の鍵翔太投手へと5人の投手リレーを見せた。
2回戦
亜細亜大は、すでに3勝を挙げているエースの青山美夏人投手1戦目に先発していることもあり、2戦目は1年生などに登板機会を与える試合としている。
この日は1年生の146キロ左腕・山城京平投手が先発し1回を2安打2四死球で1失点、2回には2年生の小牟田龍宝投手が登板し、3回1/3を投げて5安打2失点、5回途中から1年生の本田峻也投手が登板し1回2/3を1安打3四死球で無失点、7回には1年生の斉藤汰直投手が1回ノーヒット3奪三振で無失点、最後は3年生の鍵翔太投手が1回2安打1失点、5人の投手で4失点し1−4で敗れている。
1年生の山城投手、本田投手は神宮球場のマウンドなどの影響もあってか四死球が多く課題が見つかった。本田投手は登板した5回は2アウトを奪ったものの、6回には3つの四死球でピンチを作った。それでも最速は145キロを記録した。
結果を残したのは斉藤投手、武庫荘総合で149キロを記録し、昨年はドラフト候補として複数球団が注目するなど非常に注目された投手だったが、この日は最速149キロを記録すると、変化球も鋭く曲がり、1回3奪三振と結果を残した。
一方で、同じく高校時に注目された小牟田投手、鍵投手は少し課題の残る試合となったが、鍵投手は146キロの速球を投げて力があり、今年から来年の成長が期待されるものだった。
エース・青山投手の信頼の大きさが窺える亜細亜大の2回戦での継投、ここで経験をした投手が今後、エースを継ぐ存在となってほしい。

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