東都大学リーグ2部では、専修大vs立正大の3回戦が行われ、前日まで2日間登板していた専修大エースの菊地吏玖投手が、この日も9回にリリーフで登板した。
149キロ
菊地吏玖投手は3連投となったこの日は1点差の9回に登板すると、スカウトのスピードガンで149キロを記録した力のある球を投げ、1回を1安打無失点に抑えて4−3の勝利に貢献した。
菊地投手は1戦目に先発してタイブレークの延長10回まで135球を投げ、そのタイブレークで2点を失ったものの9回までを無失点の投球で、7安打9奪三振無四球の好投を見せていた。2戦目は5−3で迎えた8回から登板し、2回33球を投げて2安打1奪三振無失点、そしてこの日の登板だった。
「意外と試合に入ると疲れは感じなかった。昨日より今日の方が元気。とにかく1人1人、1球1球に集中しました」と話す。1戦目から複数のプロスカウトが注目していたが、この日は、
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「3連投であれだけのボールを投げている。ストレートはキレもあって、体重を乗せていて重そうな感じもある。質もありながらいいボールを投げる。力のある投手」
東京ヤクルト・中西スカウト:「3連投で疲れのある中で、球速も力もある球だった」
と評価された。
安定感のある投球を見せるエースは、プロでも実戦で使えそうな印象をスカウトに与えた。どれかが飛び抜けてアピールできるタイプではないが、タフさもあり、こういうタイプの投手も一人は欲しいだろう。


視察したロッテ榎スカウト部長は「質もありながらいいボールを投げる。力のある投手」。ヤクルト中西スカウトも「3連投で疲れのある中で、球速も力もある球だった」と高評価だった。

この日は視察に訪れたプロスカウトのスピードガンで最速149キロを計測。真っすぐ主体で押し切り、ロッテの榎スカウト部長も「3連投であれだけのボールを投げている。ストレートはキレもあって、体重を乗せていて重そうな感じもある。真っすぐの質が良い」と大絶賛した。


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