富山第一で184cmから最速143キロの速球を投げ、プロも注目する小林路春投手が登板した。
調子が良くなく
小林路春投手は184cmの長身右腕投手で、最速140キロの伸びのあるストレートが注目されている。この冬はウエートトレーニングで下半身を強化すると、ほぼ毎日ブルペン入りして投球フォームを固め、184cm80kgとパワーがつくと、春先の練習試合で143キロを記録した。
この日の春季高校野球富山大会準々決勝では石動と対戦、2−1と接戦となった6回から登板をすると、ストレートは140キロを記録したものの制球に苦労し、8回には2安打を許して2失点した。
それでも「調子が良くなく、ボールが先行してしまった。リズムも悪かったので、ど真ん中で勝負しようと思いました」となんとか粘って3−3の同点で迎えた9回、サヨナラで勝利をした。
「身長もずっと伸び続けています」と昨年秋から2cm伸びており、まだ体の成長が止まっていない小林投手、「目標は北信越でナンバーワンになること。球速は140キロ後半を出したいです」と話す。
長い成長の視点で見て、スケールの大きな投手になってほしい。

最速143キロのエース右腕、小林路春(3年)が、実力の片鱗を見せつけた。プロのスカウトも期待する逸材で、2-1の6回から登板。「調子が良くなく、ボールが先行してしまった。リズムも悪かったので、ど真ん中で勝負しようと思いました」と小林。強気の投球を披露し、伸びのあるストレートは最速140キロをマーク。制球に苦労し、8回は2安打、2四死球などで2失点したが「打者が得点してくれると信じていた」と、最後まで粘り強く投げ抜いた。
コメント