北海道日本ハムは6月5日に都内でスカウト会議を開き、全体のドラフト指名候補を約130人から80人へと絞り込んだ。ドラフト1位指名候補は12人をリストアップした。
ドラフト1位候補
全体のドラフト指名候補を80人に絞り込み、大渕スカウト部長はこの日の内容について、「各担当で選手を見てもらって、現在推薦する選手をまとめました」と話した。
その中から12人をドラフト1位指名候補にリストアップし、日体大・矢澤宏太投手、白鴎大・曽谷龍平投手、立教大・荘司康誠投手、早稲田大・蛭間拓哉選手の名前が挙がった。他にも大学生投手を中心にリストアップされており、大渕スカウト部長は「今年はそれほど、これが1位という選手は多くない。高校生、社会人はなかなかいない。大学生が1位候補に挙がっている。ピッチャーが多い」と話した。
一方で「これからまた変わってくる」と話し、大学野球選手権や都市対抗野球、夏の高校野球大会で1位候補に入ってくる可能性があるとした。
他のドラフト1位候補としては、専修大・菊地吏玖投手、上武大・加藤泰靖投手、中央大・森下翔太選手、九州産業大・渡辺翔太投手などが入っているのではないかと思う。
また北海道の関係する選手は7人いると明らかにし、2月のスカウト会議の13人から絞り込んだ。候補としては、苫小牧中央の斉藤優汰投手、東海大札幌の門別啓人投手と唐川侑大捕手のバッテリー、室蘭栄の住吉壮野投手、知内の坂本拓己投手、クラーク記念国際の辻田旭輝投手の高校生に、大学、社会人の選手がいるとみられる。
北海道日本ハムは昨年のドラフトで、1位2位4位5位で高校生を指名した。今年は傾向から大学・社会人の上位指名が考えられるが、現時点で挙げられる1位候補選手としては他球団も同じような感じになりそうだ。これからの各カテゴリの全国大会で、さらに1位指名候補が増えることを期待しているというところだろう。



大渕隆GM補佐兼スカウト部長(52)は「各担当で選手を見てもらって、現在推薦する選手をまとめました」と説明。投手の候補が多く、北海道関連では7人がリストに残っている。1位候補は日体大・矢沢宏太投手(4年)、早大・蛭間拓哉外野手(4年)、立大・荘司康誠投手(4年)、白鴎大・曽谷龍平投手(4年)ら12人をリストアップした。

会議後に取材に応じた大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「(1位候補は)高校生、社会人はいない。大学生が1位候補に挙がっている」と説明。一方で「これからまた(1位候補が)変わってくる」とも話した。
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