大阪ガス・河野佳投手が調子上向きの149キロ完封勝利、広島スカウト「もっと良くなる」

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都市対抗野球近畿地区2次予選で、社会人NO.1右腕の大阪ガスの河野佳投手が日本生命を完封し、都市対抗本戦出場を決めた。

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今年一番

河野佳投手は初回、連打と四球で2アウト満塁のピンチを背負った。しかし、ここで145キロのストレートでセンターフライに打ち取り、「あそこは大きかったと思います。」と無失点で切り抜けた場面を振り返った。また5回も連打と自らの野選によりノーアウト満塁となったが、相手の2番、3番、4番を落ち着いて討ち取った。

この日は最速149キロ、ストレートは140キロ中盤を記録し、7安打を許しながらも要所を押さえて完封、9回135球を投げた。7−0で大阪の強豪対決を制し、都市対抗本戦出場を決めた。「負けたら終わりの重圧の中、こういう試合ができてよかったです」と話した。

この日は4球団のスカウトが視察、広島の鞘師スカウトは「今年一番の投球だったと思います。でも去年の良い時に比べたら7割くらい。変化球の精度が上がれば、もっと良くなると思います」と話した。

昨年、夏に行われた日本選手権では、ストレートの強さ、変化球の精度などが素晴らしい内容で、チームの優勝に貢献した。12月の都市対抗でも初戦の伏木海陸運送戦で完封しているが、腕の振りがやや鈍り、ストレートの強さが夏に比べてなかった。

社会人NO.1右腕として迎えた今年、オープン戦で打ち込まれた事もあり、スカウトは高い評価をしつつも、昨年夏くらいの投球に戻ってくるのかを期待しながらみていた。これで本戦出場を決め、その投球によって各球団とも判断をしていく事になる。

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今秋ドラフト上位候補として注目される最速151キロ右腕。この日も球場表示で自己最速にあと2キロに迫る149キロを計測し、力強さを誇示した。コンスタントに140キロ台中盤を計測した直球とカットボールを主体に、相手打線を力でねじ伏せた。この日のネット裏では4球団のスカウトが視察。広島・鞘師智也スカウトは「今年一番の投球だったと思います。でも去年の良い時に比べたら7割くらい。変化球の精度が上がれば、もっと良くなると思います」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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