夏の高校野球・埼玉大会の組み合わせが決定した。センバツベスト4の浦和学院は遊撃手の金田優太選手が注目され、この日の練習試合にも東京ヤクルト、横浜DeNA、東北楽天の3球団のスカウトが視察をしている。
3球団のスカウトが視察
組み合わせ抽選のあったこの日、浦和学院は二松学舎大付と練習試合を行い、3番ショートで出場した金田優太選手は2安打を打った。「1打席目と4打席目に打てているけど、3打席目は完全に抑えられました」と話した。
また金田選手は投手としても130キロ後半の速球を投げ、二刀流として活躍が期待されるが、この日は8回に登板したものの、2安打1四球で2失点し、「このままでは夏は厳しいと思いました」と反省した。
この日はエース・宮城誇南投手が投げなかったものの、4−2で勝利した。二松学舎大付もプロ注目の左腕・布施東海投手が登板し完投したが、森監督は「昨秋よりキレが良くなった布施君に対して、よく攻めたと思う」と話し、打線を評価した。
この日、夏の埼玉大会の組み合わせが決定、浦和学院は共に勝ち上がれば、準決勝で145キロ右腕の金子翔柾投手や高校通算10本とし注目スラッガーに成長した藤田大清選手のいる花咲徳栄と対戦することになる。
他にも高校通算33本塁打の山村学園・坪井蒼汰選手や、投手でも浦和麗明の左腕・吉川悠斗投手、西武台の右腕・渡邊新太投手などがいる。投打に選手が整った浦和学院が再び甲子園に出場するか注目したい。

今春の選抜大会で本塁打を放った打撃と、抑え投手との二刀流で4強入りに貢献した。この日はヤクルト、楽天、DeNAのスカウトが視察する中、救援した八回に2安打1四球で2失点。投手としては「このままでは夏は厳しいと思いました」と不満顔だった。



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