【夏の甲子園2022】3日目の対戦カードと注目選手

高校野球ドラフトニュース2022年ドラフトニュース

夏の高校野球甲子園大会3日目の対戦カードと注目選手です。

スポンサーリンク

3日目第1試合

海星高校
吉田翔2年
173cm68kg
左左
  インコースにキレの良いストレートとスライダーを投げてスイングをさせない C
宮原明弥3年
181cm89kg 右右
  力投型の右腕投手で、140キロの速球はバットを押し込む カーブ、縦のスライダー、カットボール、フォークなども投げ、総合的に内容の高いピッチングをするエース。 B-
向井恵理登3年
179cm65kg 右右
  まだ制球に課題があるものの、柔らかいフォームで140キロの球を投げる右腕投手。 C+
西村陽斗3年
175cm77kg 右右
  強肩の捕手で、宮原投手、向井投手など140キロ超の投手をリードしながら成長している捕手。 打撃も良くなっている。 C
日本文理高校
高橋史佳2年
178cm77kg 右右
  マウンド上で大きく見える体から、高校1年夏に146キロを記録した。 下を使って腕を楽に振って球速が出る。… A-
田中晴也3年
186cm82kg 右右
  大型の体からボリュームのあるストレートを投げるが、ストレートに頼らずに変化球も織り交ぜる完成度の高い投球をする。… A-
玉木聖大3年
187cm100kg 右右
  非常に恵まれた体があり、パワーある打撃を見せるスラッガー。 C+
竹野聖智3年
174cm72kg 右右
  1年生秋に背番号13を付け、新潟南戦では公式戦初出場で二塁打2本、3打数2安打2打点の活躍を見せた。 中学時代は捕手、高校ではまず外野手として出場している。 C

海星の向井投手は細身の右腕投手で、腕の振りの良さとキレのある球を投げる。主にリリーフで登板するエースの宮原投手は体格に優れ、社会人のベテラン投手のような風格があり、スライダーを中心にして140キロを越すストレートで勝負をする。2年生左腕の吉田投手もコントロールとキレが良い。リードする強肩捕手の西村選手も注目。

日本文理の田中投手は今大会の筆頭格の投手。疲労があり球速は抑えて投げるかもしれないが、低めへの角度があるストレートとスライダーで、試合を作っていく力もある。打撃は昨年は圧倒的な打球を見せていたが今年は本調子ではない。それでも打球の速さはスタンドを沸かせるだろう。次期エース候補の高橋投手も投球もチェックしたい。

3日目第2試合

天理高校
大谷汰一1年
184cm 右右
  1年春の大会に出場し、決勝で高校初ホームランを放った。 C+
松本大和1年   1年春に内野手で起用されると、25打数9安打5打点の活躍を見せたセンスの良い内野手。 C+
赤埴克樹1年   堅実な守備や逆方向に鋭い打球を打つことができるなど、随所に野球センスが光る。 C
関本大成1年
178cm76kg 右右
  関本賢太郎の次男で、豪快なスイングを見せる長距離砲。 C
嶋川雄大2年
177cm71kg 右右
  130キロ後半の速球とスプリットで空振を奪える投手。 成長が期待される投手。 C+
村上洸星2年
179cm70kg 右右
  細身ではあるが1年生時から最速142キロを投げる本格派右腕 スライダー、フォークを織り混ぜ、テンポ良く投げる投球。 C+
中川輝星2年
171cm 左左
  優れた制球力とキレのある変化球が持ち味のサウスポー チームの左腕エースとして期待される C
戸井零士3年
181cm83kg 右右
  高校1年秋にレギュラーで出場し、3番など主軸を任されると1本塁打、打率.429と結果を残した。… B
内藤大翔3年
176cm85kg 右右
  思い切りの良いスイングで、1年秋には天理の主軸を任された。… B-
南澤佑音3年
188cm88kg 右左
  長身右腕投手で140キロを越す球を投げる。 元々上から投げていたが、サイドスローまで腕を下げ、スライダー、チェンジアップで打ち取る投球スタイルになった。 B-
藤森康淳3年
171cm68kg 右左
  50m6.0秒の俊足で、高校2年秋は8試合で7盗塁を記録した。 打撃がさらに上がってきて1番として活躍できるようになれば、さらに注目される。 C+
北田陸斗3年
184cm84kg 右左
  長身の右腕投手で、角度のあるストレートとチェンジアップを投げる。 球速が増して来れば楽しみ。 C
重舛春樹3年
173cm66kg 右右
  50m6.2秒の足があり、高校2年秋は8試合で5盗塁を記録した。 9番打者としてセーフティーバントなどで出塁する。 C
山梨学院高校
高橋海翔2年
178cm76kg 右右
  山梨学院高で1年夏に4番一塁で出場し、帝京三戦で公式戦初ホームランを放った。 「高卒からプロ野球選手になりたい」と話すスラッガー。 B-
岳原陵河2年
187cm82kg 右左
  中学時に185cmから140キロの速球を投げて注目された本格派右腕。 将来性十分。 小学6年時に千葉ロッテジュニアに選出 B-
進藤天2年
172cm71kg 右右
  ショートの守備では1年秋の関東大会に出場した中でも目立った遊撃手で、一歩目の前の0歩目(投球、打者の構え、スイングを見て動き始めるところ)を大切にプレーをしてい�… C+
星野泰輝2年
174cm75kg 左左
  50m6.0秒の俊足で、高校1年秋の関東大会決勝・明秀日立戦では3安打を記録した。 C
榎谷礼央3年
179cm73kg 右右
  シンプルでバランスの良いフォームから、2年で143キロを記録する。 B-
相沢秀光3年
177cm75kg 右左
  山梨学院では2年秋の新チームで主将となり、5番サードで出場する。… C+
岩田悠聖3年
176cm77kg 右左
  1年夏に4番ファーストで出場 中学時代に全国屈指の逸材として注目されたスラッガー。 C+
鈴木斗偉3年
175cm74kg 右左
  高校2年秋は1番セカンドとしてプレーし、先頭打者だが強い打球を打ち、公式戦3本塁打、打率.629、6盗塁と活躍を見せた。 C+
山田悠希3年
174cm71kg 右右
  130キロ後半の速球を投げ、榎谷投手の控えとして登板する。 C
山本和輝3年
183cm93kg 右右
  恵まれた体があり、高校2年時で20本塁打を放つスラッガー。 C

天理の戸井投手は大型の右打ちの遊撃手という貴重さもあり、プロから注目をされている。甲子園でのインパクトが欲しい所で一発が欲しい。それが見られれば評価はますます高まりそうだ。

山梨学院は昨年秋から山梨大会までエースとして投げた榎谷投手を控えにするほど、背番号1の山田投手が良い。体は大きくないのですぐにプロという事ではないが、しなる腕から投げられる回転の良いストレートは140キロ前後でも面白いように空振りを奪える。榎谷投手は山梨大会で本調子ではなかったが、強い腕の振りと体も少し大きくなり球が強くなっている。来年が楽しみな高橋選手を中心に相沢選手など繋がりもあり、優勝候補の一つと見られる。

3日目第3試合

敦賀気比高校
濵谷輝1年
172cm82kg 右右
  カル・リプケン12以下で4番を務め破壊力抜群の打撃力を十分に披露する長距離砲。高校では通算何本ホームランを打てるか将来楽しみな選手。 C+
濱野孝教2年
178cm73kg 右左
  高校1年秋に1番打者として打率.389、9試合で5盗塁を記録する活躍を見せた。 選球眼がよく、四球で出塁ができる選手。 B-
伊藤剛志2年
176cm74kg 右右
  広島のヤングJKB時代ではチャンスに強く高い打撃技術だけではなくメンタルの強さにも印象付けられた。 投手としてもキレのあるストレートが武器。 C+
桶谷司2年
179cm75kg 右右
  右のサイドから力強いた球を投げ、1年春から実戦で経験を積んでいる。 C+
佐伯大優2年
179cm84kg 右右
  中学時代ではスラッガーとして筋骨隆々でガッシリとした体格から中軸として打線を牽引し抜群の長打力を誇り本塁打を積み重ねた。高い打撃技術に多数の名門校からの誘いが… C+
高見澤郁魅2年
182cm79kg 右左
  埼玉の名門・浦和リトルシニア出身。 実力は未知数だが入学してすぐにベンチ入りする。 父親は元オリックスブルーウェーブ! C+
田中悠希矢2年
174cm72kg 右右
  中学時代では中学生離れの鋭いスイングからヒットを量産し中学通算15本塁打をマーク。 投げては130キロ後半のストレートとキレのある変化球でチームの投打の軸となった。… C+
西原礼真2年
180cm80kg 右右
  体格としても十分。 ズシリとくる重いストレートとカット系の変化球に印象が残った。 今後の成長により大化けする可能性あり。 C+
上加世田頼希3年
180cm80kg 右右
  ストレートの伸びがあり、最速144キロを記録する。カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボールを投げわけ、安打を許しても無失点で抑える投球ができる。… B-
渡辺優斗3年
172cm70kg 右右
  遠投110mの強肩でスローイングやフットワークに定評がある。 第10回 BFA U15アジア選手権ではチームメイトの上枷世田と共に優勝に貢献。… B-
岡村颯樹3年
175cm69kg 右左
  共に同校へ進学した上枷世田、渡辺とは門真ビッグドリームス時代のチームメイト。 チームでも走攻守においてレベルが高く中軸を担った。… C+
春山陽登3年
176cm76kg 右右
  コンタクトできる打撃が評価される。高校2年秋は32打数18安打、打率.563を記録した。 C+
米満晴3年
172cm64kg 右右
  米満兄弟として注目され、兄と同じく敦賀気比でショートとしてプレーする。… C+
石原幹太3年
175cm63kg 右左
  まだ線が細いものの長打力がある選手で、高校2年秋は15打点を挙げた。 今後、体ができてくれば、さらに長打力が増すことが期待できる C
河合陽一3年
173cm66kg 右左
  50m5秒台の俊足で、敦賀気比では2番打者としてチャンスを広げる役割をする。 センターでも広い守備範囲を見せる。 C
高岡商業高校
横江壱吹2年
180cm80kg 左左
  キレイでしなやかなフォームから投げられるストレートは、糸を引いて伸びてくる スライダーも鋭さがあり、非常に楽しみな球。 B-
近藤祐星3年
178cm75kg 右右
  1年夏に正捕手に抜擢され、セカンドまで1.9秒の肩を見せた。 打撃でも初出場で初ヒットを記録 B-
川尻啓人3年
185cm80kg 右左
  185cmの長身右腕投手として140キロと球速も出てきた。 将来が期待される。 C+
桑名勝3年
  右サイドハンドから、コースに鋭い球を投げ込む投手。 中学時代に日本リトルシニアの全国大会で3位 高岡商では1年秋にエース番号を背負う。 C+

敦賀気比の上加世田投手と渡辺捕手の中学チャンピオンバッテリーが集大成を迎える。力強いストレートと多彩な変化球で勝負するバッテリーと、下位打線まで繋がりでビックイニングを作る攻撃に注目。

高岡商はやや横から投げる桑名投手が力投型で、低めから低めにストレートを投げる。185cmの川尻投手がリリーフで登板し、まだ線は細いものの特徴的なフォームから140キロを越す真っ直ぐを投げる。二塁送球1.9秒台の近藤捕手、時期エース候補の180cm左腕・横江投手なども注目したい。

3日目第4試合

興南高校
平山航多2年
173cm69kg 左左
  130キロ中盤の速球とカーブなどを投げ、宮城投手のような投球をする左腕投手。 C+
生盛亜勇太3年
  高校2年生でリリーフとして登板し、140キロ台の速球で押す投球を見せる。 力のある投手。 C+
禰覇盛太郎3年
176cm75kg 右右
  100mを11秒台で走る俊足選手で、足を絡めた攻撃を見せる。 C+
盛島稜大3年
185cm82kg 右右
  大型捕手でパンチ力が高く評価される。 素質十分の選手。 C+
市立船橋高校
片野優羽3年
184cm94kg 右右
  2年から4番を担い、通算10本の捕手 B-
坂本崇斗3年
  少し低い位置で腕を鋭く振ることができる右腕投手で、高校3年春でまだ少し細身に見えるが、バネもありそうな投球を見せる。カットボールを使い打たせてとる投球を見せて�… C+
森本哲星3年
175cm73kg 左左
  高校2年時は体重が65kgと細かったが、2年春大会翔凛戦で9回2死までノーノーピッチングを見せた。… C+
森本哲太3年
右右
  長打力が打てて、足も早くセンターで広い範囲を守る選手。 身体能力も高く評価される。 C

興南の生盛投手は今大会屈指の投手。マウンド上で体はまだ大きくないが、体全体を使った投球で投げる146キロは本物の球。禰覇選手は足が持ち味だが沖縄大会で3本塁打を放っており、長打力も注目される。

市船橋の片野捕手はこの夏の千葉大会で打撃が本格的に開花したように見える。広角に長打を打てて、打球にもうひと伸びがある。投手では坂本投手、森本投手が先発・リリーフで投げ、それそれ140キロ台の球をなげるだけでなく、激戦を勝ち上がってきた粘りの投球もできる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント