立教大の強打の二塁手・山田健太選手が、この日の東大戦で初回、2アウト1塁の場面で左中間に先制となる2ランホームランを放った。視察した北海道日本ハムの稲葉GMが高評価を示した。
人間性も
4日の法政大戦に続いて2試合連続ホームランとなった。春や代表合宿では打撃のタイミングのとり方が良くなく、課題として見られていたが、溝口監督が「打席でのタイミングの取り方や雰囲気が上向き。いい状態になっている」と話すように、夏の打撃フォームの改造によって結果を出し始めた。
視察した北海道日本ハムの稲葉GMは「振る力のある選手。完璧なホームランでした。力がある。遠くに飛ばすことはなかなか練習してできるわけではない。飛距離は練習して出るものではなく、もともと持っているものですから。そういうものをこのタイミングで見せてもらえました。」と話すと、「大学日本代表での声かけなどを見て、人間性も素晴らしい素材だと思いました」と人間性についても評価をしており、「自分の見た感じをしっかりと共有する」とスカウトや球団と共有するとした。
山田選手は強打の二塁手として注目している球団は少なくないが、守備と打撃で課題が見られていた。しかし、元北海道日本ハムの監督で、侍ジャパン代表の栗山監督は、3月に行われる予定だった侍ジャパンvs台湾代表の試合に山田選手を招集予定だった事など、山田選手を高く評価していた。
栗山監督と稲葉GMなど北海道日本ハムの繋がりがあり、山田選手の上位指名の可能性はかなり高いものと見られる。


視察に訪れた日本ハム・稲葉GMは「振る力のある選手。完璧なホームランでした。飛距離は練習して出るものではなく、もともと持っているものですから」と素質を高く評価した。

ネット裏では日本ハム・稲葉篤紀GMが視察。「完璧なホームランで飛距離も出ていた。力がある。遠くに飛ばすことはなかなか練習してできるわけではない。持っているものだと思う。そういうものをこのタイミングで見せてもらえました。自分の見た感じをしっかりと(チームに)共有する」と話した。

ドラフト上位候補の山田健太内野手が、打線をけん引した。初回2死一塁、左中間スタンドに通算9号となる今秋2本目の先制2ランを放った。大阪桐蔭で春夏連覇を達成している山田は、1年春からリーグ戦に出場し、積み重ねた安打は現役最多の84安打。この日残りの4打席は凡退だったが、4番の一振りに溝口智成監督(54)は「タイミングや雰囲気は非常にいい。上向きで好調だと思う。非常にいい状態」と話した。
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