プロ注目の白鴎大・曽谷龍平投手が上武大との決戦に挑み、初回に151キロを記録した。この試合には11球団18人のスカウトが視察をしている。
4回3安打2失点
曽谷龍平投手はこの日、初回に151キロを記録するなど力を入れて投げていたものの、2回に2安打で2点を許した。3回、4回は変化球を交えて無失点に抑えたものの4回3安打2失点でマウンドを降りた。「先制点を取られたことが負けにつながったと思う。甘い球を一発で仕留められた。自分の甘さが出た」と話した。
この日は11球団18人のスカウトが視察した。
東京ヤクルト・橿渕スカウトデスク：「アベレージも140キロ後半が出ている。スピードも出ているし、変化球のバランスもいい。左投手ですし非常にいい。今年の左投手ではナンバーワン」
千葉ロッテ・榎スカウト部長：「評価は変わらない。スケールが大きくて将来性を感じる。体や体幹がもっとしっかりすればスピードも上がると思うし、変化球もよくなると思う。新監督はメジャー経験者なのでスケールの大きいタイプは好きなんじゃないかな」
今年の左腕投手では日体大・矢澤宏太投手とともに一番手の候補で、投手としてのスケールでは曽谷投手の方が評価される。将来、左の先発としてイメージができる投手で、ドラフト会議では1位で消えそうだ。
この試合は、11球団18人のスカウトが視察。ロッテ・榎康弘スカウト部長は「評価は変わらない、スケールが大きくて可能性を感じる投手。体や体幹がもっとしっかりすればスピードも上がると思うし、変化球もよくなると思う」と評価。ヤクルトの橿渕スカウトグループ次長デスクは「アベレージも140キロ後半が出ている。スピードも出ているし、変化球のバランスもいい。左投手ですし、非常にいい」と、いずれも「今年の左投手ではナンバーワン」と口をそろえた。
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