阪神大学リーグでは、天理大が関西国際大に勝利し、4季連続となる優勝を決めた。プロ注目の友杉篤輝選手には3球団が視察し、首脳クラスがプレーを見守った。
打撃と足で
友杉篤輝選手はこの日、3点を追う5回2アウト2塁の場面で、ストレートを強く弾き返すと打球は右中間を割り、タイムリー2ベースヒットとなった。そして次の打者の2球目に三盗を決めると、相手のエラーでホームを踏み、優勝に結びつく反撃の2点を奪った。
友杉選手はリーグ戦直前に新型コロナなどで体調を壊していたが、藤原監督は彼がいい働きをすればチームは勝てる」と話すと、友杉選手も「苦しいなか、しっかり練習した。周りが見てくれたかな」と話した。
この日は阪神、千葉ロッテ、巨人の3球団が視察、阪神は畑山統括スカウト、千葉ロッテは榎スカウト部長など、スカウト首脳が視察をし、
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「守備と足に関しては高い能力を持っていて即戦力。魅力がある」
と評価をした。
大学NO.1遊撃手には12球団から調査書が届いているといい、内野手の獲得を目指すチームからドラフト直前に熱い視線が送られている。


この日は、阪神・畑山統括スカウトや巨人など3球団が視察。ロッテの榎スカウト部長は「守備と脚力は高い能力を持っている」と評価した。すでに全球団から調査書が届いており、友杉は「声をかけていただいたところにいきたい」と、運命の瞬間を待つ。

20日のドラフト会議を目前に阪神は畑山統括スカウトがチェック。右打ち内野手は補強ポイントで、遊撃手の上位候補に位置づけているとみられる。ロッテ榎スカウト部長も「守備と足に関しては即戦力。魅力がある」と評価。
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