日本ハムのドラフト１位ルーキー・矢澤宏太選手が３安打も、納得行かずに雨中で特打

北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢澤宏太選手が、東北楽天との練習試合で3安打を記録した。しかし、試合後にはフォーム修正のために雨の中で特打を行った。

ライト方向に3本

2番DHで出場した矢澤宏太選手は、初回に141キロのツーシームをライト前にヒット、3回には129キロのカーブに詰まったものの、右手一本で振り抜いてライト前に落とした。そして4回には2アウト1,2塁の場面でライト前にタイムリーヒットを打ち、3安打を記録した。

視察をした稲葉GMは「肘をうまく抜きながら運ぶ。あれはセンスです」と話した。矢澤選手も「自分が理想とするスイングではなかったが反応で打てたことは良かった。実戦回数を重ねて、段々よくなってきている」と話した。

しかし、「打球方向がライトだけだったので。打撃練習ではずっと逆方向を意識した」と、取り組んだ逆方向に打てなかった事から、試合後には雨の降る中で広角に打ち分ける特打を行った。

それでも、しっかりと結果を残してアピールした。「開幕１軍、スタメンを取れるようにこれからも頑張っていきたい」と話し、開幕1軍のスタメンに向けて、順調に歩んでいる。