社会人野球のJABA岡山大会では、準決勝が行われ、日本新薬の若林将平選手がホームランを放ち、前日と合わせて3本塁打を記録した。
慶大出身
若林将平選手は履正社高校時代に主軸として活躍した強打者で、プロも注目するスラッガーだった。しかし、進学した慶応大では4年間で0本とやや苦しんでいた。
日本新薬に進んで2年目の今年、JABA岡山大会ではJR西日本戦で2本のホームランを放って決勝進出を決めると、この日のJFE西日本戦では4打数3安打を記録、6回2アウトの場面ではスライダーを左中間に運ぶ特大のホームランを放った。
「長打がほしい場面だったので、高めの浮いた球を狙っていた。スライダーを上手く拾えたかなと思います」と話した。
2-4で迎えた9回に先頭打者でヒットを放ち出塁をした。しかし、二塁に進塁したあとに捕手からのけん制に刺されてアウトとなり、この試合を3-4で落とした。「走塁や守備のミスが勝敗に直結することを痛感した」と反省の試合にもなった。
それでも松村監督は、今大会16打数8安打、3本塁打、6打点の活躍を見せた若林選手に、「これを自信にしてくれたらいいと思う」と期待を込めた。
ドラフト指名解禁となる社会人出身のスラッガー、この活躍をきっかけにプロのスカウトも注目し、都市対抗で大暴れしたい。
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日本新薬 プロ注目・若林が特大同点ソロ「長打ほしかった」決勝届かずも指揮官「自信にして」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
社会人野球のJABA岡山大会の準決勝第2試合は、日本新薬が一歩及ばず、JFE西日本に3―4で敗れた。
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