伊那北の１８５ｃｍ右腕・埋橋周平投手が６回１１Ｋ無失点、巨人など４球団視察しDeNAが評価

夏の高校野球長野大会では、伊那北が地球環境に7回コールド9−0で勝利し、エースで185cmから146キロの球を投げる埋橋周平投手の投球に、横浜DeNA、巨人など4球団が注目した。

将来的に楽しみ

4番投手で出場した埋橋周平選手は、ストレートとスライダーを軸に2回まで5つの三振を奪うと3回までノーヒットに抑えた。4回に安打を許し、6回には1アウト2,3塁のピンチとなったが、最後は三振とサードゴロに抑えた。

6回90球を投げて3安打11奪三振無失点で勝利し、「序盤はストライク先行でテンポ良く投げられた。初戦で周りも緊張していたので、先に失点しないことを意識した」と話す。田中監督も「三振が多かったのはできすぎだけど、丁寧に投げてくれた」とエースをたたえた。

185cmから146キロの速球を投げる埋橋投手にこの日は巨人、横浜DeNAなど4球団が視察し、DeNAの稲嶺スカウトは「ポテンシャルが高くやわらかさもある。体ができれば将来的に楽しみな素材」と評価した。

長身で柔らかさがある投手で、DeNAは昨年も長野県から東京都市大塩尻の今野瑠斗投手も指名しており、埋橋投手も育成ドラフトで指名される可能性はあるのではないかと思う。