伯和ビクトリーズ・中元勇作投手勝ちあがる!トヨタ自動車・祖父江投手は148km記録

社会人野球ドラフトニュース2012年ドラフトニュース

 都市対抗、3日目第3試合の伯和ビクトリーズvs明治安田生命の試合では、広島などが注目している伯和ビクトリーズの中元勇作投手が先発すると、5回を5安打3奪三振で無失点に抑える好投を見せた。

 中元投手は球速こそ130km前後だが、左のスリークォーターよりも低い位置から角度のあるストレートと大きく曲がるスライダーで打たせて取るピッチングを見せた。右バッターには変化球の後のストレートをジャストミートされるなどドラフト上位候補というとチョット物足りなさを感じるが、左バッター相手の中継ぎ投手としてなら面白いかもしれない。

 また第2試合のトヨタ自動車vsJR北海道の試合ではトヨタ自動車の150km右腕、祖父江大輔投手が登板し、最速148kmのストレートで6回を4安打5奪三振2失点に抑えた。

 テイクバックが極端に小さくいきなり腕で投げるフォームは少し浅尾が入っているような感じだが、ストレートだけで押す球威とスタミナはあと少し欲しい。半数は変化球を投げてストレートを早く見せて詰まらせる投球だが、プロとなると変化球のキレなり、ストレートの球威がもう1段階欲しいという印象だ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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