都市対抗3日目は富士重工vs三菱重工神戸の対戦が行われ、富士重工は昨年のドラフト候補だった1年目の東明大貴投手が先発すると、初回は常に145km前後を記録するストレートで1三振を奪う上々の立ち上がりを見せた。しかし2回に甘く入ったカーブを叩かれ2ランホームランを浴びた。
初回に飛ばしたためか3回以降はフォーク、スライダーを中心に三振を奪い、結局5回2/3を投げて7安打を浴びたものの6奪三振、ホームランの2点だけに抑えた。ダイナミックなフォームからの140km後半の速球はやはりプロが注目した投手だけあり、来年再びドラフト候補として名前が挙がるだろう。
三菱重工神戸はここ数年ドラフト候補に名前の挙がっていた守安玲緒投手。軸足を曲げて低くタメを作り、そこから角度をつけた球を投げていたがちょっとフォームが極端になってしまった印象。角度があるので130km前後でも空振りを奪えるのだが、ドラフト候補からは外れてしまった印象だ。
試合は8回に同点に追いついた富士重工が延長10回に柿沼捕手のホームランで1点を奪い勝利、守安投手は延長10回を一人で投げきったが勝利に手が届かなかった。
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