創成館・福盛大和投手、プロで父を追い抜く

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創成館高校のエース・福盛大和投手はこの日、プロ注目の沖縄尚学・東恩納蒼投手と6回まで0-0の投げ合いを見せ、清々しく甲子園を去っていく。

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父を追い抜く

先発した福盛大和投手は、6回まで3安打無失点と、東恩納投手よりも安打数を少なく、無失点に抑える投球を見せた。7回に知花慎之助選手にタイムリー2ベースヒットを浴びて1失点して降板、その後、リリーフ陣が8回に4点を奪われ、1-5で敗れた。

7回5安打1奪三振1失点、素晴らしい投球だった。「ここに来て自分の力以上のピッチングができた。甲子園に立てて幸せでした」と話し、「知花君に打たれたのが自分の現在地だと思います」と今の実力について話した。

父は横浜などでプレーをした福盛和男氏で、「プレッシャーもあったけど、父がいたからここまで成長できたと思います」と話す。そして「野球をやっている以上は父と同じ福盛の名字がついてくるものなので、期待される中で結果を出さなくてはいけないと母に言われました。名前に負けることなく将来は父を追い抜くようなピッチャーになりたい」と話し、将来はプロで、父を超える成績を残すことを誓った。

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