福岡六大学リーグが開幕し、151キロの速球を投げる九州産業大のエース・楠本宏武投手が1回を無失点に抑えた。進路をプロ一本にしぼり、秋に勝負をかける。
右足首捻挫も
楠本宏武投手は大学2年時からリーグ戦で登板し、今年春には4勝1敗、防御率1.27でリーグ2位の成績を残すなど、九州産業大のエースとして投げていた。しかし、夏休みの前に寮で右足首を捻挫し、練習試合でも登板は8月下旬からと調整が遅れていた。
しかし、その練習試合初戦の西部ガス戦で自己最速を1キロ更新する151キロを記録、フォームや体の使い方を見直して組み立て、体重も85kgに増加して球威が増した。
春の活躍もあり、その時点で社会人チームからの誘いもあったというが「監督と話して断って下さいと言いました」と断った。「高いレベルでやりたい。プロの世界は育成も支配下も関係ない。育成からもいい選手は出ている」と話し、進路をプロ一本として、育成ドラフトでも入団する姿勢を見せる。
1学年先輩で昨年のドラフト会議で東北楽天にドラフト3位で指名された渡辺翔太投手が刺激となり、「連絡があって、進路の話をしたら、頑張れと言われました」と話す。
ドラフト会議では下位、育成での指名となりそうだが、まだ成長を続けられる投手で指名の行方を注目したい。
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