明治大の149キロ左腕・石原勇輝投手がリーグ通算3勝目となる勝利を挙げた。
変化球織り交ぜ
石原勇輝投手はこの日の早稲田大戦で初回に1点を与えたものの、2回から5回までは1安打に抑えた。ストレートを低めに集め、カーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜた。
6回2アウトからもう1点を失い、5回2/3で4安打3奪三振2失点、「真っすぐの質がよかったと思います」と話したものの、「6回以上投げる」と目標は達成できず、「悔しい。これが今の自分の実力かな、と思います」と話したものの、リーグ通算3勝目を手にした。
この日、視察したスカウトからは、
北海道日本ハム・山田アマスカウト顧問:「4年生になってまた伸びてきている。コントロールがいい。左打者のインコースに捕手が要求していてもしっかり投げきれる」
広島・尾形スカウト:「左打者のインコースに投げ込むことができ、チェンジアップもいい」
中日・八木スカウト:「ゲームをつくれるだけの球種を持っている」
と評価の声が聞かれた。
プロ志望届を提出しており、「チームの勝利に貢献することで、自分の評価も上がるのではと思います」と話す。まだまだ素材型の左腕だが、総合的に高いレベルの投球ができる投手で、プロで球の力をつけてゆき、どこまでいくか見てみたい投手。

それでも、この力強い真っすぐと制球力に、プロは熱視線を送る。視察した日本ハムの山田アマスカウト顧問は「4年生になってまた伸びてきている。コントロールがいい。左打者のインコースに捕手が要求していてもしっかり投げきれる」と、高く評価した。

自己最長の7イニング目には入れなかったが、広島などのスカウトが視察。中日の八木スカウトは「ゲームをつくれるだけの球種を持っている」と多彩な変化球を評価した。

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